第十七話 甲子園にてその十七
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
当に」
琴乃は腕を組みそうした顔になっていた。
「その辺りが」
「そうよね、本当に」
「だからこそ。ピッチャーもね」
「打ってもらわないとね」
「あの人はどうかしら」
バッターボックスに入った彼を見てまた言う。
「果たしてね」
「フォームはいいよな」
景子はボックスでの構えを見て言った。
「奇麗だよ」
「うん、確かにいいフォームよね」
琴乃もその言葉に頷く。
「あの構えだと」
「問題は打ってくれるかどうかだけれど」
「打ってくれることを祈ろう」
こう景子に返す。
「ここはね」
「ヒット出ればいいわね」
「そうよね」
こうした話をしているうちに相手のピッチャーが投げた、ルーキーはそのボールをまともに打ち返した。ボールはそのまま左中間を真っ二つにしバッターランナーは二塁に進んだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ