第1章:王宮の戦士とヲタ少女
第7話:湖の塔を攻略せよ
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(古井戸付近)
ライアンSIDE
ホイミンの情報に従い洞窟内を探索すると、一足の珍妙な靴を発見する。
どうやら子供達はコレの所為で行方不明になっているらしい。
外に出てホイミンの説明通りに靴の使用を試みる。
ホイミン曰く、「みんなこのクツを履いたら、空に飛んで行っちゃったんだ」との事…
ホイミンが私の腕にしがみつき、マリーは鎧をしっかり掴み、飛び去る準備を整える…マリーにこそ腕に抱き付いてほしかった。
履いてたブーツを脱ぎ小脇に抱え、珍妙な靴に足を入れる…
すると………
ライアンSIDE END
(湖の塔)
マリーSIDE
「イオ!」(ドカーン!)
湖の塔の最上階に着地するなり、『大ニワトリ』と『リリパット』に囲まれ襲われる。
私はライアンちゃんの背中(鎧)から飛び降り、振り向き様にイオで撃退!
だけど…手加減したつもりなのだが、ライアンちゃんを巻き込み大惨事!
「ごっめ〜ん!(テヘペロ?)」
可愛く戯けて許しを請う。
「ホイミ…大丈夫ですかライアン様?」
「あ、あぁ…ありがとうホイミン。……マリー、魔法を唱えるのなら、我々を巻き込まないでくれ。私の体が盾になったからホイミンを巻き込まずに済んだが、あわや一大事だったぞ!これなら敵の攻撃を喰らった方が、被害は少なかったぞ!」
即座にホイミで回復してくれたホイミンを撫でながら、困った顔で注意してくるライアンちゃん。
うん。悪かったと思ってるよ。
本当に…
「は〜い、次からは気を付けま〜す」
まぁでも、お陰でライアンちゃんとホイミン君の距離も縮まったみたいだし、結果オーライじゃね?
モンスターって事で、ライアンちゃんには先入観があったみたいだし、これでホイミン君を信用出来ると思ってくれるだろう。多分…
「ふう…まぁいい、ともかく子供達を見つけださねばな!」
そう言うと表情を改め、先頭に立ち進み出す。
直ぐ側には塔の下へと続く階段があり、周囲を警戒しながら下って行く。
我々は幾度となく戦闘を繰り返し、塔内を探索している。
暫くすると一人の戦士が『ピクシー』相手に苦戦していた!
慌ててライアンちゃんが剣を抜き攻撃態勢に入るが、私はヒャドを唱え瞬殺する。
拍子抜けしたライアンちゃん…
どうやら知り合いの人らしく、薬草を取りだし手当を……
だが、それもホイミン君のホイミで片付き、ションボリ薬草をしまい込んだ。
「ん?おおライアンではないか!?随分と頼りになる仲間を連れているなぁ」
「ん?うむ…随分と苦戦をしている様だなガルド」
この戦士さんはガルドと言うそうです。
ライアンちゃん自身、何も出来なかったので面目なさそう…ま、関係ないけどね!
「そちらの美しいレディーは何処で口
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