第1章:王宮の戦士とヲタ少女
第7話:湖の塔を攻略せよ
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
説き落としたのだ?美女と野獣だと思うのだが?(笑)」
どうやらガルドさんは正直者の良い人みたいですね!
ただ口説かれてはいませんよ。私には愛しい彼氏が居りますから!
「く、口説いてはおらんよ!ご家族とはぐれてしまった為、この事件を解決したら捜してやろうと思っているのだ」
「……そうか………では、そちらのホイミスライムは何だ?もしかして古井戸内に居たホイミスライムか?」
「うむ、古井戸で共に行く事となったホイミンだ。ガルドも出会っていたのか?」
「あぁ……仲間にしてくれと頼まれたのだが…その…モンスターを連れて歩くのは……解るだろ!?…色々と…なぁ?」
「そうは言うがホイミンは優秀だぞ!ここまでの戦闘で十分にそれが分かった!モンスターだからと言って、忌避してはいかん!」
アンタも最初は嫌がってたじゃん!
調子いいな〜コイツ。
「どうやらその様だな…失敗したよ。この塔内のモンスターが、こんなにも強いとは予想外だった…」
「そうか?それ程敵が強いとは思わぬが…あぁそうか!私には頼れる仲間が居るからな…敵が弱く感じるのだろう!わっはっはっはっ」
うわっ、ライアンちゃんドヤ顔だ!
ちょっとそれ感じ悪いわよ。
「あの…ガルドさんもご一緒に行きますか?仲間は多い方が良いと思いますが…」
「………いや遠慮しよう!私にもプライドがあるのでな…女やモンスターと共に戦ったと言われるのは……何よりライアンと手を組んだと言われるのもシャクに触る!」
なんつー物言い!
心配してやってるのにムカツクぅ〜…
「そうか…では行くとしようマリー、ホイミン」
どうやらライアンちゃんも、この戦士さんが嫌いらしく、しつこく共闘を勧めることなく先を急ぐ。
バカねぇ〜…ソロモンでドズル兄さんが言ってたじゃない…『戦いは数だよ兄貴!』って。
ビグ・ザム1機じゃスレッガーさんの特攻と、おニューなタイプのアムロ君の前に、あえなく撃墜なのよ。
『やらせはせん!やらせはせんぞー!!』とか言ってマシンガンぶっ放してたけど、『悲しいけど、これって戦争なのよね…』って感じよ。
そんな事を考えながら、暫く塔内を進んだ時…
「すまんなお前等まで不愉快な気分にさせてしまい…アイツは何時も私を“のろま”と罵るのだ…」
そう悲しそうな口調で謝るライアンちゃん…
「ライアン様!僕は気にしてないよ。だってあの人のお陰で、僕はライアン様とマリーさんに出会えたんだから!」
ライアンちゃんとは違い、明るい口調で感謝を告げるホイミン君。
やっべ、この子可愛い!ウチのミニモン・ラーミアと交換したいわぁ…
ライアンちゃんは嬉しそうに顔を綻ばせ、ホイミン君の頭を撫でている。
私はホイミン君の手(?)を握り、3人並んで笑顔を振りまく。
ゴールは
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ