スーパーロボット大戦OGs
0106話
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トリニティゲインがその指をギリアムが乗っているゲシュペンスト・タイプRVへと突きつける。
「システムXNの修復が終わったのか!?」
「その通りよ。だからこそヘリオス、貴方を迎えに来たの。そして……あの子もね」
そう言ってレモンの乗るラピエサージュが向いたのは、アンジュルグとヴァイスリッターのいる方向だった。
「あの子……? もしかしてラミアちゃんの事!? ウチの大事なメンバーはそうそう渡す訳にはいかないわよ!」
まさかレモンが自分の事を言っているとは思ってもみなかったのだろう。ヴァイスリッターがアンジュルグを庇うように前に出る。
「いいえ。私が迎えに来たのは貴方よ、エクセレン……エクセレン・ブロウニング」
「へ!? わ、私!? ちょっと、私は貴方とは何の関係もないわよ?」
「さて、ね。私達の所に来れば教えて上げるわ」
「残念ね。恋人から知らない人にはついていっちゃいけないって言われてるの」
「それは恋人ではなく、父親じゃなくて?」
そんな2人のやり取りを聞いていたヴィンデルだが、ついに口を挟んでくる。
「何でも構わん。貴様等の存在は私達の世界のバランスを著しく乱す。故に排除させてもらうだけだ」
「そう。俺達の目的が一致したのはそこなんでな」
ヴィンデルの後にメキボスが続く。
そして俺はアルトアイゼンへと通信を送る。
「ベーオウルフ、こちらの手札は全て揃った。今までの戦いで貴様等がどれ程の強さを身につけたか……試させて貰うぞ!」
その言葉と共にアルトアイゼンへとハルバート・ランチャーの銃口を突きつける。そのアルトアイゼンを助けに来ようとしたヴァイスリッターだが、その道を塞ぐようにレモンのラピエサージュが立ちはだかる。
「あなたの相手は私がするわ、エクセレン」
そしてスレードゲルミルは前に俺に話した通りにダイゼンガーへと斬艦刀を突きつけ、エキドナのヴァイサーガがアンジュルグに五大剣を突きつける。
そしてヴィンデルの命令が下された。
「全機、攻撃開始! ヘリオス以外の者は全て抹殺せよ!」
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