その名はガンダムAGE-2
第1話 いざ、IS学園へ!
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が、やれ勇気がどうのだの抜けがけがどうのだのと言って話しかけようとする奴は誰ひとりとして・・・約一名勇気を持っていたよ。そのあとはどうなったかわからないけど。まぁ、どうでもいいかな。
それから授業を再開して進めていくのだけれど彼は今にも頭から煙を吹き出しそうな勢いでいるね。
そんな様子を見かねたのか山田先生が織斑君に声をかけた。
「織斑くん、何かわからないところありますか?」
それに対し織斑君は――――――――――――
「ほとんど全部わかりません」
素晴らしかった―――――――――――――――
そう言うしかないじゃないか・・・・。
なんだよ何もわからないって、僕でさえわかるんだよ。
山田先生は他にもわからないところがある子がいないか聞いているけれどいないみたいだね。
「・・・・織斑、入学前の参考書は読んだか?」
「古い電話帳と間違えて捨てました」
パアァンッ!
爽快な音が教室に響き渡りましたとさ。
それからクドクドと織斑先生に説教を喰らい、あの分厚い参考書を1週間で覚えろと言われてた。
次の休み時間、僕は彼に声をかけてみることにした。
「織斑一夏君だよね?」
「ああ、そうだけど。君は?」
「僕はユーリ・アスノ。ユーリって呼んでくれていいよ」
「じゃあ、俺のことも一夏って呼んでくれ」
これが僕と一夏のファーストコンタクトだった。
ただ、周りの女子は抜けがけだと思っているのかちょっと嫉妬しているね。
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