その名はガンダムAGE-2
第1話 いざ、IS学園へ!
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斑先生。もう会議は終わられたんですか?」
「ああ、山田君。クラスへの挨拶を押し付けてしまってすまなかったな」
そんな二人の会話を聞いていると織斑一夏はようやく立ち直り始めた。
「い、いえっ。副担任ですからこれくらいはしないと・・・・」
そう言いながらも山田先生は我らが担任であろう先生に答えている。
そして――――――――――――
「諸君、私が織斑千冬だ。君達新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。
私の言うことをよく聴きよく理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。
私の仕事は若干15歳を16歳までに鍛え抜くことだ。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな」
すばらしい鬼軍曹発言ありがとうございます。
内心そう思った。でも口にすれば彼と同じ末路を辿るので口にはしない。
だが、僕はこの時周りの事を見ていなかったのがいけなかった・・・・
「「「「キャーーーーーーーーーーッ!」」」」
「千冬様、本物の千冬様よ!」
「ずっとファンでした!」
「私、お姉様に憧れてこの学園に来たんです!北九州から!」
「あの千冬様にご指導いただけるなんて嬉しいです!」
「私、お姉様のためなら死ねます!」
な、何という騒音!
織斑千冬にこれだけ固執できる彼女たちはすごいよ・・・・。
僕は尊敬の念を送るよ。
当の本人は呆れている顔をしているし・・・・。
「・・・・毎年、よくもこれだけ馬鹿者が集まるものだ。感心させられる。
それとも何か?私のクラスにだけ馬鹿者を集中させているのか?」
僕はその答えに関していうなら後者だと思うし、学園の悪意を感じるよ。
だけど、それは彼女たちには効果がなかったようだ。
僕の耳は彼女たちの嬌声に潰れてしまいそうだよ・・・・。
「きゃあああああああっ!お姉さま!もっと叱って!罵って!」
「でも時には優しくして!」
「そしてつけあがらないように躾をして〜!」
何なんだろう、このマゾの集団は・・・・。
僕には一切理解できない。
それから色々なやりとりの後SHRは終りを迎え通常授業へと移っていく。
その色々なやり取りの中に織斑一夏は織斑千冬の弟だというのが露見して一騒ぎあったのは言うまでもない。
この学校は普通科目の他にもISのことも教えているので時間をいっぱいに使わないと終わらないらしいので、入学式が終わったあとすぐに授業になるのだ。
そんなこんなで1時間目の授業が終わったあと僕はのんびりAGEデバイスをいじっていた。
と言っても特に何ができるわけでもないのだが、なんとなくいじっていた。
これが僕の今後の時間の潰し方になるのかな?
周りの女の子は結構ヒソヒソと彼にアプローチしようとしているみたいだ
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