暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと召喚獣〜規格外の観察処分者〜
『対Dクラス戦!』

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かかった! ここで田村君と横田君をーー!

「出番だ、二人とも!」

『応っ!』

合図を出すと、二人は遠藤先生と船越・・・先生を連れてきた

『試獣召喚っ! (サモン)』

二人の足下に幾何学的な魔法陣が現れ、召喚獣が姿を見せる

「田村君、横田君、島田さんと連携して倒すんだ!」

「ええい! お姉さまとの濃密な時間を過ごす計画を邪魔しないでください!」

・・・ん? お姉さま?

「お姉さまに捨てられて以来、美春はこの日を1日千秋の想いで待ってました・・・」

「ちょっと、いい加減ウチの事は諦めてよ!」

「イヤです! お姉さまは何時までも美春のお姉さまなんです!」

「来ないで! 私は普通に男が好きなの!」

「嘘です!お姉さまは美春の事を愛してるはずです!」

この時、僕と田村君と横田君の心境は

『(なんか、島田(さん)が遠いな・・・)』

そんな事を考えているとーー

「ここまでです!」

「くぅっ!」

島田さんの召喚獣が力負けして、召喚獣が押し倒され点数が浮かび上がっていた

『Fクラス 島田美波 科学53点』
    VS
『Dクラス 清水美春 科学94点』

島田さんサバ読んでたな! 本当に60点にすら届いていないじゃないか!
・・・って、田村君と横田君は!?

『・・・何か、戦い難い』
『同意』

いつの間にか戦意喪失してるじゃないか!? 確かにそんな気はするけれども!
クソッ! 仕方ない、コレを使うしか・・・!

「二人とも、コレを見るんだ!」

懐から取り出したのはーー秀吉の小学生ver.の写真っ!
深羅に最後の手段として渡されてたけど・・・こんな序盤で使う羽目になるなんて! 3ダースしか買えないじゃないか!

『ウリリリリイィィィーーー!』
『メッタ殺しにしてやらあぁ!』

二人は狂人化し、近寄り難い女子生徒へ向かっていった・・・あ、倒した

「西村先生、早くこの危険人物を補習室へお願いします!」

「たっぷり勉強漬けにしてやるぞ!こっちに来い」

「お、お姉さま、美春は諦めませんから! このまま無事に卒業できるなんて思わないで下さいねえええッ!」

とても危険な捨て台詞を残した清水さんは鉄人に連れられ、補修室へ入っていった
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