スーパーロボット大戦OGs
0105話
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奴等の技術と力を得て、利用価値が無くなったその時は切り捨てる事も出来るだろう」
「はっ! ありがとうございます」
ハガネに対する憎しみもそうだが異星人に対する憎しみも根深いか。せめてハガネに対する憎しみを異星人に向けてくれればいいんだが……この様子では難しいな。
「それよりもハワイをノイエDCが奪還したが、ハガネとヒリュウ改の方はどうなっている?」
「工作員からの情報では西海岸線の突破に成功しテスラ研に向かっているとの事です」
ヴィンデルの質問にリーが素早く答える。この辺りはさすが士官学校首席卒業だな。……いや、俺も士官学校は主席だったな。
にしてもテスラ研か。グロウセイヴァーに装備しているランツェ・カノーネや、トリニティゲインの姿を見ているあの連中がダイゼンガーやアウセンザイターを見た時にどう反応するのやら。
スレードゲルミルやアダマン・ハルパーの事もあるし、イルムが本格的にジョナサンを問い詰めたりするんだろうか。
……いや、ラミアがいるという事は前もってそれを知っているか?
「テスラ研を押さえられるのは面白くないな」
「大佐、では出撃しますか?」
「いや。私達はいつ出番が来るか分からないからな。なるべくすぐ動けるようにしておきたい。しかし、後々の事を考えると奴等の戦力を削いではおきたい」
目を瞑って何事かを考えるヴィンデル。恐らく誰を出すかで迷っているのだろう。
「俺が行くか?」
「いや。シャドウミラーの最大戦力であるお前はオペレーション・プランタジネットに必要だ。……レモン、W15は出せるか?」
「特に問題は無いと思うけど……それこそ構わないの? もしかしたら本命の作戦に間に合わないかもしれないわよ?」
「しょうがない。あまり大人数を出す訳にはいかないのだからな。そうなると1機である程度の戦力を持つ機体の出番となるが……先にも言った理由でアクセルは無理。W16は指揮能力はともかく個人的な戦闘力ではW15に劣る」
「分かったわ。じゃあW15に指示を出してくるわね」
「なら俺も行こう。このままここで出番を待っているというのも退屈だしな」
レモンの後に続いて、シロガネのブリッジを出る。
「W15はどこに?」
「この時間なら格納庫ね」
さすがWシリーズの生みの親と言うべきか。レモンの言った通りウォーダンの姿は格納庫にあった。
床に胡座をかき、目を瞑って瞑想をしていたらしい。
目を瞑っていても感覚は鋭いようで、近づいてきた俺やレモンが口を開く前に目を開けて立ち上がりこちらへと視線を向けてくる。
「W15、任務よ」
「敵は?」
「テスラ研に現れる筈のハガネとヒリュウ改の戦力を削ぐ事。ただしヘリオスに手を出しては駄目よ。ベーオウルフは……」
そこ
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