第一章 無印編
第十六話 『なのはとフェイトの決着。そして真相、怒り』
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が叩き込むように周囲に散っていた魔力を一点に再度集めて、
「これが私の全力全開! スターライト…ブレイカー!!」
それで私も存在を知らなかった集束砲撃は見事フェイトに直撃して、勝利をその手にした。
「うわ! シホ、君はあんなものも教えていたのか!?」
「…いいえ。でも、あんな無茶な事は教えたつもりはないんだけど…体にも負担大きそうだし。
後でいざという時だけに取っておきなさいと釘をさしておかなくちゃ…。
それとクロノ、そろそろ…」
「ああ。わかっている」
するとやはり私達の予測どおりまたいつぞやの雷光が降り注いできた。
その為に私がすぐに出動して子狐丸を使い稲妻の軌道を逸らして二人に直撃だけはさせなかったが、それとは別にジュエルシード七つを奪われてしまった。
だがもう仕方がない事で疲弊しきっている二人をアースラに回収した。
ユーノとアルフも別でアースラに乗り込んできた。
フェイト達も含めた全員がブリッジに入っている。
そしてモニターには場所の特定が出来た時の庭園というプレシアの本拠地に乗り込んでいく武装隊の面々がいてプレシアを包囲していた。
それとは別の武装隊が玉座の奥へと進んでいくとそこには…
「え…?」
それは誰の声だっただろうか?
フェイトより少し幼げだが瓜二つの少女がなにかの培養液の試験管のようなものに入っていた。
混乱している間にプレシアは武装隊を鎮圧していき、
「私のアリシアに近寄らないで!」
そう言った。
負傷した局員達はエイミィさんが回収したがそれとは別に私は嫌な予感がした。
だからフェイトをここから離脱させようとしたがもうフェイトはその光景に魅入ってしまっていた。
そしてプレシアは真実を語りだす。
「…もうダメね。たった七個のジュエルシードでは、アルハザードにたどり着けるか分からないけど。
でも、もういいわ。これで終わりにする。
この子を亡くしてからの暗鬱な時間も、この子の身代わりの人形を娘扱いするのも…これで終わり。
聞いていて? 貴方の事よ、フェイト。
せっかくアリシアの記憶を与えてあげたのにそっくりなのは見た目だけ…ちっとも使えない私のお人形…」
そこでエイミィさんが語りだす。
それでも私の心はどんどん冷えていく一方だけど、
「最初の事故の時にね、プレシアは実の娘、アリシア・テスタロッサを亡くしているの。
彼女が最後に行っていた研究は、使い魔を超える人造生命の精製…開発コードは『プロジェクトF.A.T.E』。
そしてその目的は……」
エイミィさんは沈痛な表情で語っているけど最後の一線は踏みとどまった。
それは、フェイトの完全否定。言葉にできないのは当然だ。
だがプレシアはその最後の一線を越えてしまった…!
冷めてい
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