暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜ニ人目の双剣使い〜
番外編コラボ(ツインズ&???)
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四割、リョウコウが九割、リンが三割、だ

「リンは私たちの天敵ね。"絶対回避"によるカウンターが通用しない」

「私も従兄相手に一回使ったし、ドウセツはリンに対して二回。本当にキツい」

「……とりあえず、なんとしてでもリンを落とすわよ」

そういう会話がキリカとドウセツの間でかわされていた一方

「作戦はあるか?」

「なるべく俺たちが離れないように戦うぐらいか……。負ける気は無いがな。この二本の剣にかけて」

「そうか……なら、リン。俺の背中は預けたぜ」

「了解。行くぜ、相棒」

「おう」

そして戦いはクライマックスに移行する

前回と同じ様にキリカとドウセツが先に動いた。キリカがやや前に出てそれを刀に手をかけたドウセツが追いかけるという形でリンとリョウコウの方へ走る

対してリンとリョウコウは前にリン。後ろにリョウコウという形で迎撃体勢に

そしてキリカの薙刀とリンの二本の剣がぶつかり合う

すかさずキリカの横からドウセツが飛び出す。そして、キリカと組み合い動けないはずのリン目がけて居合いを放つ。だが、それは空振りに終わる。リョウコウがリンをやや後ろ向きの上方向へ投げたからだ

「とった!!」

目の前が空いたリョウコウが薙刀を凪ぐ。もちろん受けとめられるようなものでは無く、体勢の崩れていたドウセツは"絶対回避"を使用する。これでもう、この試合中には"絶対回避"は使用できなくなってしまった

「くっ……」

薙刀を振り切った状態のリョウコウの隙を捕らえようとキリカが前に出て斬ることに成功。だが、リョウコウはそれを無視し体を回転させキリカにたたき込もうとする

すぐに退避したため刃には当たらなかったが、風圧により体勢を崩してしまう。一方ドウセツは上から落ちてきたリンに居合いを放つ。地上で踏ん張りの効くドウセツと空中にいるリン。どうなるかはもはや明白だ

「まだだ!!」

再び空中に飛ばされるリンだが、リンは剣を口に銜えるとポーチからピックを取り出しキリカとドウセツにそれぞれ投げる。動きの止まったキリカとドウセツに再びリョウコウが薙刀による凪ぎ払いを打つ

二人ともそれぞれの武器で受けるが、その場にいることはできず、五メートルほど後ろに下がってしまう

リョウコウは再び落ちてきたリンの腕を掴むとキリカとドウセツの方へおもいっきりぶんなげる。剣を構え突っ込んでくるリンとキリカ、ドウセツ。そして自ら跳んだリョウコウの剣がぶつかり合った

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