暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜ニ人目の双剣使い〜
番外編コラボ(ツインズ&???)
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表す光に包まれた。そして、次の瞬間、ドウセツの手がブレた

「ぐぉっ……!?」

吹き飛ばされる朱雀。この程度で済んだのは玄武の投剣がドウセツの邪魔をしたからに他ならない

「っ!!」

そして、すぐにキリカが追撃をかける。この辺のスイッチの早さはさすがである

が、そこに走り込んできたのは玄武。巨大な鎚をキリカに向かって振り下ろす

「くっ……」

やはり拮抗。筋力重視の玄武とバランスタイプのキリカ。レベル差により拮抗してしまう

そこへ走ってくるのは朱雀。槍にソードスキルの光を灯しキリカに向かって突き出した

「!?」

だが、キリカは頭をねらっていたその技の軌道がわかっていた(・・・)かのように軽く首を傾け回避する

驚き硬直する朱雀。それもそのはず。完璧なタイミング。玄武と一週間ぐらい考えた必勝パターン。それを回避されたのだ。しかも紙一重で

「ふっ……!」

その間に玄武の後ろへ回り込んでいたドウセツが剣に手をかけ居合いを放つ

「ガバッ!?」

キリカとの押し合いに全力を注いでいた玄武に回避できるわけが無く吹き飛ばされる。クリティカルポイントに入ったその一撃は一気に玄武のたすきの耐久値をレッドゾーンまで持っていく

「はぁ!!」

そして、玄武という邪魔が無くなったキリカは目の前で硬直していた朱雀に一閃

薙刀単発重剣技"ホリゾンタル・スプリット"

もう耐久値がわずかだった朱雀を倒すにはかなりオーバーな技だが、それはキリカなりの反省の意がこめられていたのかもしれない

「うぉぉぉぉ!!」

朱雀がやられて負けを悟った玄武は自身のできる最高の攻撃をドウセツに放とうとした。だが、鎚の攻撃には若干の溜めが必要で、その瞬間をドウセツが逃すわけがなかった

ドウセツの居合いが玄武を切り裂き、一回戦第三試合は終了した
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