第二幕その八
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ルツァッキとアンニーナが来た。そして彼等に囁くのだった。
「あらあら、これはまた」
「薔薇の騎士にやられるなんて!」
「何てことだ!」
しかし従者達はそれを聞かず騒ぐだけである。男爵もまた。
「早く、早く手当てを!」
「言いたいことがあるなら何でも言うのだ」
オクタヴィアンはまだ剣を手にしていた。その剣を見せながら堂々と言い放つ。
「ここで起こったことは私が弁護できる」
「何という混乱」
ゾフィーはゾフィーで今起こったことにオロオロしていた。
「けれど。この方の剣の速いこと。それに何と頼もしい」
「血は駄目なのだ!」
男爵はその前で叫んでいるがゾフィーの目には入っていない。
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