第三部第四章 命運は決するその二
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ね」
「やはり」
ガルシャースプはそれを聞いて頷いた。
「ですがそれはあとでいいですね」
シャルジャーは怒りから戻って答えた。
「戦いが終わったあとの戦後処理でやればいいことです。もっともそれは我々の仕事ではないでしょうが」
「そうだな。政府に任せよう。しかし」
ガルシャースプはここで口調を変えた。
「連中がどういう者達かはよく知らしておいた方がいいな。我が国の今後の為にも」
その声は深い怒りに満ちたものであった。
「はい」
シャルジャーは頷いた。彼の声にも深い怒りがあった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ