輝く目の悪魔とニ対の双剣
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スナがキリトに呼び掛けているが返事がない。屍のよ(ry。あっ、起きた。そしてアスナに抱きつかれた
「バカッ……!二人とも無茶して……!」
……返す言葉もございません
「まあ、生きてたんだからよしとしたら?」
と言ったら睨まれた……さっきのボスより怖い……管理局の白い悪魔のごとく
「生き残った軍の連中の回復は済ませたが、コーバッツとあと二人死んだ……」
「……そうか。ボス攻略で犠牲者が出たのは、六十七層以来だな……」
「こんなの攻略なんて言わない。ただの自殺だ。一人でならまだ許せるがこんだけの人数を巻き込みやがって……」
と吐き捨てる
「そりゃあそうと、オメエラ何だったんだよさっきのは!?」
「「エクストラスキルだよ<<二刀流>>」」
キリトは多少躊躇したようだが俺が目で合図すると観念したように俺と同時に言った。おお……というざわめきが聞こえた
「俺のは邪道だがな」
「あれは何だったんだ?」
とキリト
「システム外スキル<<スキルコネクト>>だよ」
「方法は?」
「すまん……また今度。とりあえず俺は休みたい」
「まあ、そうだろうな。だが水臭ぇなキリト、リン。そんなすげえウラワザ黙ってるなんてよう」
「スキルの出し方がわかってれば隠したりしないさ。でもさっぱり心当たりがないんだ」
クラインは俺の方を見てくるが俺も同じと頷く
「……こんなレアスキル持ってるなんて知られたら、しつこく聞かれたり……いろいろあるだろう、その……」
クラインは頷く
「ネットゲーマーは嫉妬深いからな。オレは人間ができてるからともかく、妬み嫉みはそりゃああるだろうな」
いろいろ突っ込みたいが今日はもう疲れた
「それに……」
とキリトとアスナが抱き合っているのをみて続ける
「……まあ、苦労も修行のうちと思って頑張りたまえ、若者よ」
「勝手なことを……」
クラインが軍の方へ行っている間俺はキリトたちに話しかけた
「キリト……俺は抜ける。ピンチになったら駆け付けるからな」
「リン君、これからどうするの?」
「前線を離れてのんびりするさ。<<二刀流>>のこともばれたし、前線にいるとうるさそうだ。七十五層のボス攻略のときは行くからその時かピンチのときにまた」
「うん、わかった。死なないでね」
「前線でもないのに死ぬかっつうの。……じゃあな」
クラインにも一言かけ俺はその場を立ち去った
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