暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜ニ人目の双剣使い〜
輝く目の悪魔とニ対の双剣
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「キリトっ!スイッチ!」
一撃を受け黄色域に落ちていたキリトに叫び。キリトの前に滑りこみ俺は二本の剣を腰から抜いた

「はぁぁぁぁ!」
俺は気合いをあげ悪魔の剣を右手の剣で弾き左手の剣で切った

「グォォォォ!」
悪魔が反撃の一撃を放ってきたが俺は剣をクロスし受けとめる……が、俺はスピード重視の剣士だ。筋力はあまり高くない。結果

「くそっ、重すぎる!!」
受け止めきれず徐々に剣が下がってくる。コースは直撃つまりクリティカル。このまま食らえばHPが0になるのは必至だ。だがあきらめない。降りてきた剣があと数ミリになったところでクラインの刀が悪魔の剣を弾きかえした

「次はこの俺様だ!!」
クラインはそう叫んで悪魔と対峙する

俺は回復ポーションを飲みながら後ろを振り向く。そこには二本の剣を背中に背負ったキリトがいた。アイコンタクトをとる。キリトが頷いた

「行くぞっ!」
クラインをはじめとする<<風林火山>>の面々とアスナが必死に支えているフィールドに俺とキリトは飛び込んだ




















「キリト!弱点は脇腹だ!キリトは右、俺は左だ!」

「わかった!!」

「「スイッチ!!」」
俺たちは悪魔の前に飛びだし、そして懐に潜りこんだ。悪魔の剣の縦振りをキリトが剣をクロスし弾き返し、バランスを崩させた

「「うおおおおあああ!!」」
俺たちの隠し玉。エクストラスキル<<二刀流>>だ。その上位剣技<<スターバースト・ストリーム>>全十六回攻撃をキリトが放った。俺は、左手の剣で四連続剣技<<バーチカル・スクエア>>を放った。最後の四つ目の斬撃が放たれる瞬間意識から左手の剣を外し、右手の剣に意識を集中させる。そして右手で五連続剣技<<クレセント・スラッシュ>>さらに最後の切り上げをまた意識を外し、左手に集中。七連続剣技の大技<<イービル・ソウル>>悪魔の魂の名をもつ技を悪魔に打ち込む。皮肉な物だと口の端をあげつつ右手に意識を集中させる。ここまでの攻防でHPは俺、キリト、悪魔共に、赤い危険域に落ちていた。悪魔は剣を横に振り薙払おうとしている。キリトも<<スターバースト・ストリーム>>の最後の攻撃を放とうとしている。最後の攻撃単発重攻撃<<ヴォーパル・ストライク>>を放った

「「はああああぁぁぁぁ!」」

















悪魔は硬直し次の瞬間砕けちった。俺もキリトもそれを喜ぶ気力もなかった。HPは僅か数ドットを残しそこで止まった。俺もキリトもどちらともなく崩れ落ち座り込んだ。俺は残った力を使い<<ハイ・ポーション>>を飲んだ

「キリト君!キリト君ってば!!」

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