楠根+流那=え? 実は新ヒロインだったりするの?
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。槍に比べて戦いの汎用性が広がるんだよ」
「……言われてみれば、そうですね。分かりました。これからは偃月刀の訓練に励みたいと思います!」
「いや、俺の話を鵜呑みにする必要は―――――」
「それでは! 今から行ってまいります!」
俺の話も聞かず、ダダダッと駆けていく楠根。取り残された俺達は呆然と彼女の背中を見送っていた。
しばらくして、再び溜息をついた流那が「すいません」と言って後を追いかけ始める。
そして、残された俺と祭は顔を見合わせるとおかしそうにクスクスと笑っていた。
「まったく、面白いね、彼女達は」
「本当にのぅ……恋愛感情というのは恐ろしいものじゃな」
「恋愛? 何の話?」
「お主には一生かかっても分からぬよ」
そう言うと、ワッハッハと笑いながら立ち去ってしまう祭。しばらくその意味を考えていた俺だったが、結局わからなかったので、再び城内散策へと行動を開始したのであった。
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