バカ四人衆(中編)
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うどいいだろ」
どちらからとなく笑い始める俺たち
「さて……。朱雀のやつがそろそろ待ってるから戦ってやってくれ」
「そういえばなんであいつらと組んでいるんだ?」
「それはな……あいつらといると楽しいんだよ。妹が病気になってから感じなくなっていた感情をあいつらは思い出させてくれた。……だから、俺はあいつらと組んでいる」
青龍は微笑を浮かべて言った
「この方法も間違っていたかもな……。今となっては逆に負けたことがせいせいするよ。……妹に怒られるな」
青龍は吹っ切れたような爽やかな笑顔を。目には光るものを
「最後の希望だったんだがな……」
「青龍……」
「気にするなよ、リン。勝者から敗者への言葉は憐れみになるだけだ」
そう言われると何も言えなくなる
「おまえにも守りたいものがあるんだろ?……早く行け。次は最後の朱雀と、だ」
俺はうなずくと朱雀たちのいる方へ歩いていった
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