歪みと……
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だ
「リン……」
「はい!」
ビクッてしてしまったのはしょうがないだろう
「もう落ち着いた。ありがとう」
「うん……どういたしまして」
俺は腕を開きシオンを解き放った(誤字にあらず)
「いきなり不意討ちとはひ…きょ…う?」
ライアは目の前にいる黒いオーラを持ったシオンに威圧され最後が疑問文になってしまった。そして動けないライアに向かって無表情で弓を引き絞るシオン
「いや……あの……」
「……邪魔……」
そしてシオンのSLBに匹敵するかのような(そういう幻が見えた)矢を立て続けに放った。そして、矢筒に入った矢が無くなるとシオンは射ち終わり、ライアは空気中に消えていた
「全く……」
あれが空気が読めないやつの末路か……。同じく空気が読めないやつの筆頭であるクラインを見るとガタガタ震えていた
「シオン」
「……何?」
「俺はお前を後ろから支えてやる。だからお前は過去にどんなに辛いことがあっても前を向いて歩いていけよ。大丈夫。後ろは俺が守るから」
なっ?とシオンに言うとシオンは真っ赤になって
「なんか……告白みたいだよ?」
「何を言ってるんだ。もう告白してるだろ?」
そう言うとシオンはコクリとうなずいた
「よし、じゃあさっさとこのゲームをクリアして皆でワイワイ、ゲームをしような」
「当然!」
「当たり前だろ?」
「おうよ!」
「……うん……」
「よし、じゃあ行こうか」
そして、俺たちはまた歩き出すのだった
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