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赤髪の刀使い
新スキル
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だ。

「えーと…ユウちゃんでいいのかな?」

…もういいです。
もう女の子扱いでいいよ…
ローブの下に着てる服だって今日の朝にリズに無理矢理着ていけといわれたセーラー服だし…ここで男って言っても変態扱いされるだけだし。
外見的には完全に少女だし…

「はい。お願いしますね。
キリトさん」

アルゴ見たいにリズ達といないときはキャラを作っておこう。
俺はグループを組んだキリトという少年に小さく微笑んでおいた。

(おぉ赤くなってら)

キリトは対人にちょっと難があるみたいだが…こいつ…強いな。
なんというか物腰が他の人たちと比べると月とすっぽんだ。
少なくともβテスターでこの中にいる誰よりもレベルが高いし、プレイヤースキルも高いはずだ。
目の中に一瞬見えた意志も確固たるもの。

「あーと…あの子も誘っていいかな?」

キリトは一人でぽつんと座っているフードの女の子を指差す。

「大丈夫ですよ」

ぇ?なんでフードをかぶっているのに女の子だって分かるのかって?
そんなの男として抱きついてくる女の体の形を分からないはずないだろ?その経験からあのフードは女の子だということが分かる。
おい、こらそこ!変態いって言うな変態って!










「ん?」

俺は攻略会議が終わった後、食べ歩きを始めていた。
今日はアルゴは帰ってこれないと言っていたし、食事は別々の予定だ。

(あそこにいるのはアスナとキリトじゃないか)

アスナのフードの中は見てないから分からないが、体つきから結構可愛い方だと思う。
2人で何か喋っているが、何か入りにくいから行かずに適当に街を散策しよう。



「おっアルゴ」

俺は街の中を駆けていた親しい人物を見つけた。
アルゴは色々なパーティに顔を出してはちょこっと話し、離れていく。
忙しく仕事中みたいだな。








「そういやユウは攻略会議で女の振りをしたみたいだナ」

!?
急に後ろから話しかけられて俺は座っていたベンチから落ちそうになった。

「そこまで驚くことはないだロ」

アルゴはベンチの背もたれを飛び越え、ベンチに座る。
手には俺が今さっき食べていた肉の串焼きだろうか。

「いっつも後ろから現れないでくれよ…」

街中じゃ索敵スキル使ってないんだから。

「にゃはは。やダ」

語尾に音符が付きそうなぐらいうきうきとした声で返された。

「それにしてもどこからそんな情報を?」

俺が攻略会議で話した所なんてキリトにグループに誘われたときとアスナと自己紹介をしたときだけなのに。

「企業秘密ダ」

まぁいいんだけどね。
聞いたところによると情報屋
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