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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第八十五話 神北
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うてきた。
「修羅のお料理はそんなに酷いの」
「味はまるでない」
これが返答であった。
「栄養だけ摂れればいいからな」
「そうなの」
「じゃあお酒は?」
リツコはアルコールについて尋ねてきた。
「あと他の娯楽はないのかしら」
「酒はアルコールだけだ」
「アルコールだけなの」
「酔えばそれで終わりだ」
また随分と物凄い話だ。
「ただしだ」
「ただし?」
「油断をすればやられる」
ここが実に修羅らしかった。
「だから飲むのにも注意が必要だ」
「本当に殺伐としてるわね」
ミサトもそれを聞いてこう言うしかなかった。
「じゃあ娯楽は」
「身体を鍛えることだけだ」
「殆どスパルタね」
リツコはそれを聞いて言った。
「それだと。いえ」
「ええ、そうね」
ミサトはリツコの今の言葉に応えた。
「そうよ。互いに殺し合うから」
「スパルタどころじゃないわね」
「だから修羅なのね」
あらためてこの言葉の意味を認識するのだった。
「互いに闘い、殺し合うことこそが全てだから」
「そういうことね」
「確か仏教だったっけ」
シンジが言った。
「それって」
「左様」
キラルが彼の言葉に応える。
「互いに殺し合う。それこそまさに修羅道で申す」
「そうですよね。やっぱり仏教のそれですか」
「俺はそこに生まれ闘ってきた」
フォルカのこれまでの人生だ。
「そしてその中で最強の存在」
「最強の存在?」
「それこそ修羅王」
この存在のことも語られる。
「修羅界では修羅王が戒律だ」
「修羅王がですか」
「その修羅王を倒せば」
「ああ、わかったわ」
ミサトはここからはすぐに察した。
「それで支配者が代わるのね」
「そういうことだ」
「んっ!?ってことはや」
トウジがここで気付いた。
「あれやないか。フォルカさんが次の修羅王かいな」
「あっ、そうか」
シンジもここで気付いた。
「フォルカさんが修羅王を倒せばそうなるよね」
「それで変えるんやな、修羅界を」
「その通りだ。それが修羅だ」
フォルカはそれこそが修羅の歴史だと言う。しかし言うのはそれだけではなかった。
「しかしだ」
「しかし?」
「それは終わる」
「つまりあれね」
アスカは彼が何を言いたいのかはっきりとわかった。
「あんたが修羅王になってそういうのを終わらせたいのね」
「力を変えるのもまた力だ」
「そういうことよね。じゃあまずはね」
「料理よ。流石に戦い前だからビールは駄目だけれどね」
「ミサトさん、またビールなんですか」
シンジはミサトがここでまたビールを話に出してきたので少しうんざりとした顔を見せた。
「幾ら何でもそれって」
「だから今回は飲まないわよ」
「だったらいいですけれど」
「飲むのは戦い
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