第八十四話 修羅の掟
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」
アリオンはこのことも忠告してきた。
「正面突破しかない。それでもいいんだな」
「っていうかそれしかないんだったらな」
「なあ」
一同の答えはもう決まっていた。
「やるしかないでしょ」
「そういうこと」
「割り切ってるな。けれどそこがまた気に入ったぜ」
アリオンは笑いながらまた言った。
「よし、こうなったら最後まで行くぜ」
「最後までか」
「ああ。このまま行くぜ」
笑って一同に告げる。
「最後の最後まであんた達とな」
こうしてアリオンはロンド=ベルに入った。しかし修羅との戦いはこれからが正念場であった。ミザルがその毒牙を磨いていたのである。
第八十三話完
2008・10・7
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