クラインな回
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い
「ソード……何?」
「何でもない。他のVRMMOで速さならトップクラスだったって話だよ、ミユ」
ここにいるメンバーの中で俺が唯一SAO生還者だって知らないミユ。無駄な心配をかけなくないために俺は口を閉ざす
「リン……」
今、手を握ってくれているシオン…詩乃のように心配をかけないために
「とりあえず……以後は個人で行動しないこと。わかったか?」
「俺は一人でも……」
「なんか言ったか?」
「いえ……何でもありません」
クラインがふざけたことを抜かしだすからにらんでみると、冷や汗を流しながら納得してくれた
「よし、今日もクエスト行くぞ」
「「「「おー!」」」」
「……おー……」
狙われているからってやることは変わらない。このゲームをクリアして皆で楽しくゲームをやるだけだ
「そうそう、リンの能力って何なんだ?ユージーンの攻撃を受けとめたりしてたけど……」
「俺か?俺は重力だ」
「じゅ、重力!?」
「ああ。あの時は自分にかける重力を一気に逆に反転させ、増幅しただけだ。言ってみれば超高高度からの振り下ろしみたいなものだな」
「強すぎじゃないか?」
「もちろん制限もある。一つのバトル中一回しか併用して使えないし、自分、もしくは自分の持っているものにしか使えない」
「いや……十分だって……」
「そういうおまえはどういう能力だよ」
「俺の能力は、分断だ」
ちなみにディバイドと読む。わかる人はわかる
「魔力の切断らしい」
「対魔法能力か……」
「まあ、リアクトはできないけどな」
「……?」
「いや……、俺は何も言ってないぞ?」
仕様です。リリィ可愛いよリリィ
「……先を進めよう。どうせだから皆、教えてくれ。まずはエギル」
「俺の能力は硬化。すべての攻撃を弾きかえせるが、有効期間は十秒。その後の硬直時間が三秒。デメリットはその十三秒間動けないってことだな。あとは……途中で発動を止められないってとこか……」
すごい……盾です。まあ、SAOでのエギルの役職は壁戦士だったが……
「ミユは……もう、知っているから、次はクライン。……まあ、期待してないけど」
「期待してないってどういうことだよ!」
「だってくだらない能力なんだろ、どうせ」
また変な能力を言って俺らと画面の向こうの人たちを笑わせてくれるをだろ?……変な電波が今日は多いな……
「くだらないって言うな!聞いて驚けよ!俺の能力は肉体強化だ!」
「……」
「……」
……
「……つまらん」
読者もがっかりだよ!
「えっ、おまえらの
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