第百十二話 東西から見た信長その三
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のことを話した。
「九州じゃが」
「はい、あそこはどうされますか」
「あの場所は」
「大友が強いのう」
毛利家は九州においては劣勢だ。大友家の誇り立花道雪や高橋紹運、そして若き名将立花宗重により破れ続けているのだ。
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