原作前に小学校に入ろう
ちょっと肋骨のあたりに違和感を感じる程度だ
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第十二話 ちょっと肋骨に違和感を感じる程度だ
「っておにぃ、また内山くん忘れてる」
「え?あ、そういえば」
僕は美愛に言われて思いだし、今度こそ内山くんの様子を見る。
「うーちやーまくーん、だーいじょーぶかーい」
「いや、大丈夫じゃないから寝てるんじゃないの?」
うるさいよ、すずか。
そんあこたぁわかってるんだよ。わかってて言ってるんだよ!
「ぅ・・・ぁ、浅賀・・・か?」
そんなことを思っていると、内山君が目を覚ました。
「はは、お前、強いな?」
「そうか?」
『いや、そうでしょ』
何げに女子は仲が良いなとか思った瞬間だったりする。
むぅ・・・。
「それよりも内山くんや、怪我の様子は?」
「ん・・・ちょっと肋骨のあたりに違和感を感じる程度だ」
『いや、ダメだろう』
始めて僕を含めて息が揃った瞬間だった。
・・・今日は初めてがいっぱい♪
「冗談だ。まったく問題ないよ」
「そっか。よかったな、内山く・・・」
「慎吾だ」
え・・・?
「俺のこと、慎吾でいい」
「うん。じゃあ僕のことも陽龍でいいよ」
「ああ、よろしくな、陽龍」
ちゃらららちゃっちゃっちゃー♪
【陽龍たちは男友達が増えた!】
「さておにぃ、そろそろ校庭に戻ろっか」
「うん。なのは、バーニングもといアリサ、すずかも行こう。慎吾は?」
「俺はもう少し休んでいくよ」
「了解」
そして僕たちは保健室を出て校庭に向かって歩いていくのであった。
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