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俺屍からネギま
修行開始!!
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ーー!待たせたな修行頼むぜ!」


「待たせすぎだ!自分から早くと言っておいて何なんだ!!あと口調を直さんか」


悪びれない陣を見て散々待たせられた哲心は怒りの声を上げた。



「ははっすみませぬ父上、先ほどまで孤児院の子供たちと会ってました。しばらくは遊ぶ事も少なくなるゆえ、長引いてしまいました。申し訳ありません。」


「ん、そ、そうか。仕方あるまいな。しかし陣よ、誕生日までまだ有ろう。それまで友達と遊ぶ事を優先しても良いぞ…。」


陣の口調が変わり…いや変わり過ぎではあるが………弦一郎や美幸と決めていた五歳にはまだなってないにも関わらず陣たっての願いで修行開始の運びとなったが………友達と遊ぶ事も出来ずに修行の道を歩ませてしまう事に憂いていた。


「いえ、私が望んだ事なればお気遣い無用で御座います。」


「そうか…そうだな。お前は五歳にもなっていないが、御陵の事を誇りとしてくれている。わしは其れが嬉しい…そして誰よりも才に溢れている。…もしかしたら、直ぐにわしを抜くかもな…。」


陣の言葉に決意を感じ取りこれ以上言う事は無いと哲心は喜びを露わにした。そして陣の才を誰よりも見抜いていたが、最後の言葉は小さく陣には聞こえなかった。


「よし!これより御陵陣の修行を開始する。修行の間に甘えは無い!分かったか!」


「はい!」



こうして陣の修行は開始された。
まずは、基礎体力・気・魔力の扱い方



そして…


御陵一族は、一族の中でも正しく直系の血筋にのみ伝えている武術がある。

哲心は自身の父から教わり、父は祖父から教わり、祖父は曾祖父から教わった。

弦一郎が槍使いの直系である様に、弓使いの直系がある様に、薙刀,砲術,拳闘と有るが、哲心は剣士の直系である。

御陵一族の剣術は、初代・御陵 陣,そして初代の父・源太が御陵流剣術の開祖とされている。

そして陣もまた、剣士としての道を歩む事となる。


真剣でなく鉛入りの木刀を用い、真剣と同等の重量にすることで基礎体力の向上を図っている。


気や魔力の扱い方は、生誕時にその才の片鱗が見えており一を聞いて十を知ると言った様に…砂漠に巻いた水の様に、一瞬にしてその技術を吸収して行った。


剣も剣術では無く基礎の部分だけであったが、凡人の百振りをたった一振りで超えてしまう程の才能を哲心は感じていた。





哲心は確信した…




陣は、息子は十年の内に自身を超える存在になる…と…。






日も暮れたため、修行を終えた

「よし!今日はこれまで!明日また修行を行う。(全く、我が子とはいえ末恐ろしいな)」


「はい!
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