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俺屍からネギま
修行開始!!
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〜〜!!わか〜!どこで………かぁ〜!」


「なんかイツ花お姉ちゃんの声がしない?」


「ん?そうだな、なんか聞こえるな?」


「若様〜!一体どちらにいらっしゃるんですか〜!!」



下から聞こえるなと崖から見下ろしてみると、イツ花が大きな声をあげながら彷徨っていた。

「オーイ!イツ花!上だ、上!!」


「若様!そんなところに居て危ないじゃないですか!御当主様が読んでましたよぉ〜!!今日から本格的な修行が始まるんじゃ無いですか〜!もうご自分で早めてくれって仰ったじゃないですか!」


「はははーー!わりーわりー!今すぐ降りるわ!」


イツ花に大きな声で応じると陣は後ろに振り返った。


「つー訳で、俺は今日から本格的な修行に入る。しばらくは前見たくお前らんトコ行ったり遊んだりはもうできないかもしれねーが、孤児院のガキどもの世話頼んだぜ!」


「!…ああ、任してくれ!もうイジメなんてしないし、若が来るまで孤児院の子供たちは俺たちが守るよ!…なぁみんな!?」


「「「うん!」」」


突然の言葉に子供達はビックリしたが、若が御陵の人間としての誇りを誰よりも持ていると知っていた子供たちは得心し、陣に任された事を必ず守ると約束した。


「よろしくな、お前ら俺は行くが帰る時は寄り道すんなよ!じゃぁな!!」



言い終わった直後崖から飛び降りていったと思ってビックリした子供たちが覗き込むと途中にある岩に飛び移りながら降りて行きすぐさま下まで降りた。


「なぁ〜俺たちにも出来るかな??」


「「「ぜったい ムリ!!」」」
一人の少年の質問に残った子供たち全員は一斉に顔を横に振った。


「「「「「まっ若だしな」」」」」


若と言う事で全員が納得した所は、流石御陵と言った所であろうか…



「若様〜危ないですよぉ〜」


「ははーわりぃなイツ花!じゃっ行って来るわーー!!」



崖の岩を飛び移ってあっという間にイツ花の前に着地し驚きつつも陣を嗜め様としたが、次の言葉が出る前に陣は駆け出した。



「イツ花!上の連中の事頼むぜ!」


「あっハイ!若様、バーーンと修行頑張って下さい!」


「「「「若〜!バーーンと頑張って〜〜!!」」」」


皆の声援を背に、陣は笑顔を浮かべつつ父・哲心との修行を思い、強い意志の宿った瞳で御陵の屋敷を見つめ駆けて行く速度が徐々にあがって行った。





御陵と新撰組の者達が鍛練する為の道場が有り、その奥で御陵当主にして、新撰組筆頭の哲心は本日より修行を開始する愛息子・陣を今か今かと待っていた。



ダダダダダーーー!
「オヤジー
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