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ハイスクールD×D 〜 元聖女の幼なじみはエクソシスト 〜
第七話『交渉』
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つの名前は悪魔サイドでも有名のようだ。…一人を除いてのようだが。

兵藤が疑問の声をあげる。

「なあ、皆驚いているけどウィル・ガーランドって誰だ?そんなにすごいのか?」

そういえばグレモリ―が彼は悪魔になったばかりだと言っていたっけな。だったら知らなくてもしょうがないか。

「ガーランドは俺の前任。元十三機関のメンバーだ。…はぐれエクソシストとしてはまちがいなく最強クラスの実力を持つ者として見ていいだろう」
「!?まじかよ…。そんなやばいやつが今回の事件に関わってるのか?」
「おそらく間違いないだろうな」

俺は懐からメモ用紙を取り出し、自分の連絡先を書いて渡す。

「やつは剣士ではないから聖剣は使ってこないはずだがそれでも元十三機関のメンバー。並大抵の実力では倒せない。




忠告だ、兵藤一誠。やつに会ったら絶対に戦うな。少なくとも今の君たちでは勝てる相手ではないからな。―――――それが俺の連絡先だ。エクスカリバーかガーランドを見つけたらとりあえずそこに連絡してくれ」
「あ、ああわかった。じゃあ俺たちの方も―――――」

メモを受け取った兵藤が慌てて自身の連絡先を渡してこようとするが、それをイリナが遮る。

「あ、それなら大丈夫。イッセーくんの連絡先はおばさまからいただいているわ」
「な!?マジかよ母さん、勝手なことを!」

そういえばイリナは兵藤と幼なじみだったんだっけな。それなら連絡先の一つも貰っていてもおかしくないか。兵藤自身は知らなかったようだが。

俺は時計を見る。話したいことも話し終えたし、今回はこの辺でいいか。

「それじゃあ、俺たちはそろそろお暇するとしよう。―――いくぞ、二人とも」

俺のその言葉にイリナとゼノヴィアの二人も続けて席を立つ。

「では、そういうことで。食事の礼、いつかするぞ。赤龍帝の兵藤一誠」
「食事ありがとうね、イッセーくん!また奢ってね!悪魔だけど、イッセーくんの奢りならアリだと主も許してくれるはずだわ!ご飯ならOKなのよ!」

こうして俺たちは赤龍帝たち四人の悪魔たちと共同戦線をはることとなった。

さて、どうなることやら。
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