第二幕その二
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「では。好きにするがいい」
「はい。それでは」
「せめて苦しまれぬように」
刺客達の剣が彼の身体を貫いた。そうしてバンクォーも倒れたのであった。
マクベスの居城。そこの大広間で宴の準備が為されていた。
上等の酒に肉が出される。彼等はそれをテーブルの上に置いて王を讃える言葉を告げていた。
「マクベス王万歳!」
「スコットランドに栄光あれ!」
「いや、ようこそ」
マクベスは上機嫌で彼等に応えていた。
「ようこそおいでくださいました皆様」
「さあまずはお楽しみ下さい」
夫人も言う。彼女も上機嫌であった。キャンドルが宴の場を華やかに照らし出しそこに着飾った貴人達と御馳走があった。
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