シリアスブレイカー
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何でわかった……」
「読みやすい、単純、猪突猛進」
「……そうか……」
とりあえず関連クエストをやりながらレベル上げをするのが適当だろう。伝承通りなら十拳剣がいるかもしれないからな
「よし……。じゃあ行こうか」
「……どこに……?」
ミユが倒れているクラインを棒でつついている手を止めて聞いてくる
「ここはマップ上日本の東京都だ」
この世界、実は日本と同じ形をしているのだ。まあ縮尺はされているが
「八岐大蛇の伝承は出雲の国の物語。つまり現在の島根県東部だ」
物語は動き始める
.
〜おまけ〜
「そういえばクラインを見て嬉しそうだったのいたな」
「えっ、まっ、マジか!?」
クラインはそう言ったとたんに俺に噛み付かんばかりに近づいてきた。つか、近い
「あのクラインに……だと!?」
「……あり得ない……」
「見間違いじゃないのか?」
上からキリト、ミユ、エギルだ。ミユはクラインの扱いがわかっているためそう言って、シオンはクラインの扱いはわかっているが肩をすくめてやれやれと首を振っただけだった。ちなみにクラインは俺に全意識を集中させているため皆の様子に気付いていない
「俺の家の隣に住んでいるのだ。しかも複数だ」
「可愛いのか?」
「可愛いぞ」
「いよっしゃぁ!!姉妹で惚れられるとは俺にも春が来たぁ!!!」
いきなりアクロバットな動きで踊り始めるクライン。そんなクラインを尻目に俺はクライン以外の皆を手招きする
「どういうことだ?イマイチ信じられないんだが」
「いや事実だ
…
……犬だが」
「い!?……わかった。黙るから首元に剣を当てるのはやめてくれ」
大声を出してクラインに聞こえたらどうするんだ。いじれないだろ
「……笑顔が……黒い……」
「しかしクライン……あんなに喜んで……」
キリトの視線の先には動きを止めまだ見ぬ彼女(実際は犬)に思いを馳せるクラインがいた。ニヤニヤしているクラインは気持ち悪いとしか言いようがない
「嘘は言ってないよな?人とは一言も言ってないし」
疑うならこの章を最初から読み直してくれ
「まあ、人も一人はいるけどな」
「嘘だ!!」
「それは男がやっても意味ないぞ?ついでに季節も違う。それはさておき本当だぞ?」
「……どんなやつだ?」
「隣の家の毛井さん♂だ!」
「やっぱそういう落ちか!って言うか、なんて読むんだそれ?」
「?何を言ってるんだ?今言っただろ」
「それはほら、あれだ。画面の向こうの人とかに。まあ、大体想
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