AMOと仲間
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てて」
「じゃあ……」
「うん、乗り越えられたとき、まだ私のことを好きでいてくれるなら、その時はよろしくお願いします」
顔が一転して綻ぶのを感じる。だから、俺は詩乃を力一杯抱き締めた
「くっ、苦しいって、燐」
「嫌いになるわけないだろ?未来のことはわからないけど、これは絶対だ」
「うん……」
しばらくそうして抱きあっていた
〜キリトSide〜
「うわ……こっちのことなんて完全に忘れてるな」
「ああ……何か甘すぎて胸焼けがする」
「俺も彼女が欲しいぜ……」
「……お似合い……」
ちなみに今のは上からキリト、エギル、クライン、ミユのセリフです
「そういえば、ミユっていったか?」
「……何?」
キリトは振り返るとミユに話しかけた
「ミユはいいのか?このままリンとシオンが仲良くなって」
「いい……私は燐に助けられた。だから、燐が幸せであれば……それでいい……。私は……側で支えるだけで……いい」
「それって好きってことだよな……。まあ、ミユがそれでいいならそれでいいが……」
そのミユの言葉を聞いたクラインは僻みを隠さず本音を漏らした
「ったく、リンの野郎……。こんなに健気な女の子そばに侍らせて……。俺も欲しいぜ……」
「クラインには一生来ないと思うがな」
このメンバーで唯一(というかできない)結婚しているエギルがクラインを弄り始めた
「なにおぅ!!何でお前が綺麗な奥さんもらえて、俺がもらえねぇんだろ……」
最初こそエギルに突っ掛かったクラインだったが、それにより逆に自分を改めて認識したらしく、地面に両手を付きいわゆるorzの体勢になる。アニメならばクラインの上に平行線が大量に入っているだろう。ちなみに、アニメだとするならば、エギルの上には矢印で既婚者、キリトの上には彼女持ち、そしてリンとシオンの上にはバカップル、最後にクラインの上には、華の独身とか年齢イコール彼女いない暦とか表示されているだろう
「っていうかよぉ。いつまでああやってるんだ?」
「クラインには目に毒だったか」
クラインがおい、と言っているがクライン以外のメンバーはそれを無視してリンとシオンの方へ歩きだした
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