憎悪のデュエルと冒険の始まり
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。本部にはあんた一人で行ってくれ」
「ふ……ふざけるな!!貴様らのような雑魚プレイヤーにアスナ様の護衛が務まるかぁ!!わ……私は栄光ある…「御託はいい。雑魚ほどよく吠えるって言うしな」」
「そうだな。それに、あんたよりはマトモに務まるよ」
「ガキィ……そ、そこまででかい口を叩くからには、それを証明する覚悟があるんだろうな……」
クラディールは、震える右手でウインドウを呼び出し素早く操作した。そして、キリトが俺とアスナに目配せをしてきた…おそらくデュエルを申し込まれたな
「……いいのか?ギルドで問題にならないか……?」
とキリトはアスナに尋ねると
「大丈夫。団長にはわたしから報告する」
と許可がでる
「短気だねぇ……」
「う……うるさい!!このガキを倒したら次はお前だ!!覚悟をしておけよ……」
「人を切る覚悟か?そんなもん、このゲームが始まったときから覚悟してるよ」
「ガキィ……」
顔面蒼白なり睨んできた……挑発にのるとは……こいつ、かなり弱いな
「早く始めないのか?」
デュエルを受諾したらしいキリトがクラディールに言った
「くっ、先ずは貴様から後悔させてやる」
俺に口喧嘩で勝てないとさとったのかキリトの方に意識を集中させるクラディール
「ご覧くださいアスナ様!私以外に護衛が務まる者など居ないことを証明しますぞ!」
叫びつつ腰から華麗な装飾が施してある両手剣を引き抜く。対してキリトも背から片手剣を抜く。そしてデュエルは始まった
まず動いたのはキリト。下段の受身気配を見せていたが予想に反し上段の片手剣突進技<<ソニックリープ>>で仕掛けた。対してクラディールはキリトとは一瞬遅く両手用大剣の上段ダッシュ技、<<アバランシュ>>を放とうとした。だか放たれる一瞬前にキリトの剣がクラディールの大剣に衝突した。そして……
クラディールの大剣は折れ、半分が空中ですれ違い着地したキリトとクラディールの中間の石畳につきたった。そして、ポリゴンとなって砕け散った
すげえ、いまの狙ったのか、などの声が聞こえる。これがキリトの得意とするシステム外スキル<<アームズブレイク>>だ。まさに神技である
「武器を替えて仕切りなおすなら付き合うけど……もういいんじゃないかな」
とキリトが言うとクラディールは「アイ・リザイン」と言った。なんで日本語で言わなかったのだろうか?負けたってのに相変わらずプライドの高いやつだ。そしてギャラリーに向かって
「見世物じゃねえぞ!散れ!散れ!」
「貴様……殺す……絶対に殺すぞ……」
その言葉に俺はキレた
「殺すって言葉を簡単に使うんじゃねえ……人を殺すってのはな……例えゲームの中だとして
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