スーパーロボット大戦OGs
0103話
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え。そちらは大丈夫よ。W15は多少不安定になってきているけど」
「なら、ヴァイサーガで出せ。いくらアクセルでもエース級4機相手では万が一の可能性があるからな。ここで奴を死なせる訳にはいかん」
「了解。W16、お願いね」
「はっ」
その通信を聞きながら、ビームガトリング砲とリニアレールガンの砲門を展開させる。
「という事だ。1対4が2対4になったが構わないな? では行くぞ。T-LINKシステム、フルコンタクト! ファントムっ!」
T-LINKシステムを通して、ファントム28機を起動。その半分をレーザーブレードを展開させ、残りはグロウセイヴァーの背後で浮遊しながらレーザー弾を撃ち込む。
「馬鹿な、T-LINKシステムだとっ!?」
どうやらグロウセイヴァーがT-LINKシステム対応型の機体というのはハガネやヒリュウ改から情報が回っていなかったらしい。それも無理はない。ギリアムはシャドウミラーの存在を確認すべく影で動き回っていたのだから、そうそうあの2艦に接触する訳にもいかなかったのだろう。
「トロンベよっ、今が駆け抜ける時! ファング・スラッシャー、発射!」
「オメガ・ブラスター!」
「私も続く!」
ヒュッケバインMk-Vトロンベから十字架状のファング・スラッシャーが、グルンガスト参式の胸部からはビームが、ゲシュペンスト・タイプRVからはM90アサルトマシンガンが続けて発射される。
「そうそう簡単にやれると思うなよ!」
ファング・スラッシャーはガン・レイピアで撃ち落とし、グロウセイヴァーではなく、ファントムを狙って放たれたオメガ・ブラスターはT-LINKシステムでファントムをコントロールして回避。M90アサルトマシンガンはファントムが展開したレーザーブレードでその弾丸を弾き飛ばす。
「馬鹿な、全ての攻撃が効かないだと!?」
そう呻いたのは、レーツェルだったか、はたまたゼンガーだっただろうか。T-LINKシステムに集中していた俺は特に気にする事なくビームガトリング砲とリニアレールガンのトリガーを引く。
ビームガトリング砲の砲身から放たれた雨の如く降り注ぐビーム弾で牽制され、隙があればリニアレールガンの弾丸が急所を狙い、14機のレーザーブレードがいつでもその牙を突き立てようと周囲を飛び回り、グロウセイヴァーの背後に浮遊している残り14機のファントムもレーザー弾を間断なく撃ち出している。
そんな射撃の嵐に襲われて無事で済む訳も無く、アンジュルグを含む4機の機体は徐々にではあるが損傷を増やしていく。
「ぬぅっ、このままでは……ならここは俺が道を切り開くのみ!」
ゼンガーが操るグルンガスト参式がファントムの攻撃に晒されながらも参式斬艦刀を取り出す。すると見る間にその
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