情報戦の海
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ことは?」
フロルが調査を指示したのは、同盟の補給ラインの現状だった。その報告が上がったのはその2日後。事態はフロルの予測通りに進んでいた。人為的ミスにより戦場の物資が欠乏、そこで民間からの物資調達、その物資輸送船のために10隻の同盟軍護衛艦が出るも、ロボスの訓令によって指揮が低下していること。その報告書を読んでいたフロルは、最後の欄に記載された情報に驚愕することになる。それはラオの親切だったのかもしれない。だが、フロルにとっては、凶報以外の何ものでもなかった。
??後方勤務本部付のイヴリン・ドールトン大尉、この臨時輸送船団責任者として、同盟軍駆逐艦、グランド・カナルに乗艦せり。
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