第一章 無印編
第十四話 『時空管理局との接触』
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カーコアがシホちゃんの未知の魔力によって活性化したのか魔力貯蔵量が倍以上に膨れ上がってランクにしてAA+まで上がっているんだよね」
「えっ!? 私が、ですか!?」
「うん。こんな事例は今までなかったからこそ私は驚きを通り越してもう呆れちゃったよ…」
エイミィの言葉にクロノも同意して呆れた表情をしてシホを見た。
当のシホはここまで影響を及ぼしてしまった事に対してフィアットに謝罪したが、フィアットはむしろ喜んでいた。
「お姉様に責任はありません。むしろこれでお姉様に着いていけるという希望がわいてきました!」
「そう。それならこれからも修行は続けていくけど構わないわね?」
「はい! 私は一向に構いません! これからもよろしくお願いします、お姉様!」
二人が熱い友情を誓い合っている中、
「それじゃ…フィアちゃん用にデバイスを作らせてもらう?」
エイミィがそう切り出した事にフィアットは盛大な笑顔で「いいんですか!?」と喜びを表現していた。
それにエイミィは「艦長の許可しだいだけどね」と言った。
だがそこでフィアットはある事を思い出した。
「あ、そうでした」
「…ん? どうしたのフィア?」
「兄さん。デバイスといえばまだ伝えていないことがありましたよね…?」
「え…? うーん…あ、そうだ! シホの宝石に融合した謎のデバイス!」
クロノはまた未知の話が出てきたので少しうんざりした表情を浮かべながらも「謎のデバイス…?」という事で表情を切り替えて話しかけてきた。
それでシホは首にかけているサファイア色に変化した宝石をクロノに差し出した。
「これはもともと魔力を溜めるだけのただの宝石だったのよ。
だけどフィアがジュエルシードとは別に発掘したという未知のデバイスだって事で輸送事故がなければ管理局に届けられる予定だったらしいのよ」
「それで使い方はわからないけどジュエルシードを探す際にお守り代わりに持っていたんですけどお姉様のルビーの宝石に融合しちゃいまして…」
「なるほど…事情は理解した。とりあえず今日中に専門に調べさせてもらうから一時だけど預かるけど構わないか?」
「ええ。でも私にとってとても大事なものだからすぐに返してね?」
「ああ。それはこの謎のデバイス次第だけど返す件は約束しよう。エイミィ、マリーに後で連絡を取っておいてくれ」
「了解〜!」
それでシホは宝石を一時預けることにしたが、なぜかシホにはあの宝石にはラインらしきものを感じて解析で調べてみたところそのラインの先は自身だと知り少し不安になった。
(まさか、あれもロストロギアとか言わないわよね?
いや、でも一応発掘されたものだからロストロギアなのよね。
…はぁ、ここで幸運Dが発動するなんて…願うならちゃんと使えるものにし
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