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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第七十話 未来への飛翔
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「褒めてくれて有り難いぜ。じゃあ行きな」
「わかった。それではな」
その言葉に頷きフェルナンドも撤退する。こうしてアリオンは後詰を務めた。彼は自軍が全て撤退するまで戦場に残りそれから撤退したのだった。
「じゃあまたな」
「修羅っていっても」
「そうね」
ショウコはコウタの言葉に頷いていた。
「色々な奴がいるんだな」
「そうね。それにしても」
ショウコはまた言ってきた。
「あのフォルカが戦場を離脱したけれど」
「あいつ、どうするつもりなんだ?」
「それはわからないわ。けれど」
ショウコの言葉は続く。
「また何かありそうね」
「ああ、それはな」
「よし、じゃあ皆」
戦いが終わったところでテツヤが皆に声をかけてきた。
「一旦アレクサンドリアに戻るぞ」
「いや、待て」
だがここでダイテツが話に加わってきた。
「艦長」
「このバグダットに残ることにする」
「バグダットにですか」
「そうだ。ここにも基地はある」
まず理由はこれだった。
「だからだ。いいな」
「ですが艦長」
しかしここでテツヤは言うのだった。
「バグダットの基地はアレクサンドリアよりも規模は小さいですが」
「それでもだ」
これはダイテツも承知していた。
「今はここに残る。おそらく敵はまたこのバグダットに来る」
「来ますか」
「今は即応体制を維持しておきたい」
「それでですか」
「そうだ。駄目か」
「いえ」
それには異議を呈さないテツヤだった。
「そういうことでしたら」
「よし。それではな」
「はい」
あらためてダイテツに対して頷くテツヤだった。
「そうしましょう。それでは」
「うむ。それではな」
こうしてロンド=ベルはバグダットに留まることになった。早速連邦軍の基地に入りそこから敵の攻撃に対して備えるのであった。
その中でラウルは。フィオナ達を前にして話をしていた。
「レイはあの三人に何かあるって言っていたな」
「ええ、確かにね」
「その通りです」
フィオナとナラージがそれに応えて頷く。
「デュミナスの謎です」
「デュミナスの」
ラウルはまた言う。
「そういえば修羅と同じ位謎にまみれた奴等だよな」
「そもそもですよ」
今度はミズホが言ってきた。
「デュミナスって何なんですか?」
「さあ」
フィオナもこれには首を傾げるばかりだった。
「何なのかしらね。そういえば」
「只の組織の名前でしょうか」
ナラージはまずはこう述べた。
「ですがそれにしてはどうも」
「おかしいっていうのか?」
「ほら、あの子供達は言っていましたね」
ここで彼はティス達のことを話に出してきた。
「あいつ等か」
「はい、デュミナスの考えだと」
彼が言うのはそこだった。ティス達の言葉である。
「確か
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