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魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
原作前に小学校に入ろう
めでたしめでたし?
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第十一話 めでたしめでたし?


「ね、ねえ?内山くんの様子見に行かなくてもいいの?」

僕たちが特に理由もなく集まっていると、高町がそう言ってきた。

「うーん、行こうとは思ってるんだよ。でもさ?殺った後直ぐに行くってのもおかしな話だろ?」

「いや、その考えの方がおかしいの!」

「えー。めんどーじゃん」

「ぱっぱと行くの!」

「へーい」

僕は高町に怒られ、嫌々ながらも保健室に行った。

「あ、ほかに誰か行く?」

「私はおにぃについてくー」

「私もついていくの」

「あたしも暇だしついて行くわ」

「んー、私もついていこっかなー?」

なんだかんだでチーム全員で行くことになった。


『失礼します』

僕たちがそう言って保健室に入ると、そこは・・・

「先生、患者の様子が!」

「酸素の量を増やすんだ!」

「はい、先生!」

なんかもう、大変なことになっていた。

・・・えっと

「奈々ちゃん?」

「内山くん!内山くぅぅぅぅん!」

「暑苦しいなぁ、おい!奈々ちゃん、正気に戻ってくれ!」

僕が奈々ちゃんの身体をぶんぶん揺すると、奈々ちゃんは正気に戻る。

「あ、あなたは加害者の浅賀くん!?なぜここにっ!」

まったく正気に戻っていなかった。

「とりあえず内山くんのお見舞いです」

「そうなの?ならいいわ、ゆっくりして行って頂戴。わたしは校庭に戻ってドッヂの続きをしているから」

奈々ちゃんはそういうなりお医者さんを連れて保健室を出て行く。

「あっとーざいっしゃー」

「こ〜らっ。もっとしっかり挨拶をしないとだめだぞぉ?ほら、もぉいっかい」

「しょうがないな〜、ありがとうございました。給料はいつもの口座にお願いしますね」

「よぉし、それじゃあ帰ろっかぁ」

何あのラブラブ♪カップルは。さっきまでのキャラはどこに捨ててきた。

「そんなことよりおにぃ、内山くん」

「え?あ、忘れてた」

僕は当初の目的を思いだし、普通にベッドに横になって眠っている内山くんの様子をみる。

「内山くーん、だいじょぶかー?」

「・・・・・」

こ、これはっ!

僕は内山くんに反応がないのを見ると、一瞬のうちにやりたいことが出てくる。

「おにぃ!」

美愛もそれを感じ取り、少しだけ視線を合わせ、そして言う。

『返事が無い。ただの屍のようだ』

「不吉なこと言うんじゃないわよっ!」

「え、これって不吉?」

『そうよ(なの)(だよ)』

ふむ、ならば・・・。

『おお勇者よ、死んでしまうとは情けない』

「何で今度は一昔前のドラゴ○クエストなのよ
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