暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第六十三話 邪魔大王国の最期
[14/16]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
だった。
「だからスリルを楽しみたい人は残念だったわね」
「慎重がいいだろうな、今回は」
ミゲルはそれでいいとしたのだった。
「百鬼帝国との決戦だからな」
「まずは新規加入のメンバーが来てから動くよ」
ユウナは皆にこう告げた。
「話はそれからでいいよね」
「早速攻め込まないのか」
「まさか。邪魔大王国とあれだけの激戦の後だよ」
それをカガリに説明する。
「すぐは幾ら何でも無茶だよ」
「そうか」
「そういうこと。カガリもゆっくり休んでね」
「わかった。じゃあパスタでも食うか」
「パスタなんだ」
「駄目か?」
ユウナに対して問う。
「最近それに凝ってるんだが」
「いや、別にいいけれど」
ユウナはそれはいいとした。しかし。
「けれどね」
「けれど。何だ?」
「言っても無駄だと思うけれどあまり飲み過ぎないようにね」
「パスタだぞ」
「パスタといえばワインじゃない」
彼が言うのはそれであった。
「そこでワインを飲み過ぎてもらったら困るよ」
「随分な言われようだな」
「だってカガリ飲むし」
もうこれは皆が知っていることだった。
「それがねえ」
「何か私は問題児みたいだな」
「みたいじゃなくてそのものです」
「困ったことです」
キサカとトダカのツープラトンアタックが炸裂した。
「どうしたものか」
「どうにかならないのでしょうか」
「御前等まで言うのか?」
「オーブの人間だからこそ言うんだよ」
ユウナも当然のことのように言う。
「ロンドはともかくねえ」
「どうせ私は」
「いやさ、政治とか軍事は実質的な担当者がいるからいいんだよ」
実質的にはユウナのことである。
「けれどね。それでも」
「それでも。何だ?」
「何だもこうしたもないよ。せめてお行儀はねえ」
「そうです」
「それさえして頂ければいいのに」
「参ったことだよ」
またユウナが発言する。
「これじゃあ何処かのねえ。不良少女と」
「相変わらず好き勝手言ってくれるな」
「まあたまにはね」
一応たまにはと述べる。
「言いたくもなるよ。さて、作戦だけれど」
「本題ですね」
「遅れて御免。それでね」
ミサトに応えながら述べる。
「まず邪魔大王国はいなくなったね」
「ええ、それは確かに」
「もういないです」
これははっきりと述べられた。
「けれど百鬼帝国も強いしかなりの数だよ」
「かなりの」
「うん。おそらく正面から来るだろうけれど」
「どうされるんですか?」
「ゲッターチームに頑張ってもらうよ」
こう述べてきた。
「俺達にですか」
「うん、やっぱり百鬼帝国といえば君達だよね」
「ええ、まあ」
応えた竜馬はそのままユウナに答えた。
「そうだけれど」
「それでユウナさん」
今度は武蔵
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ