アルンと一枚のカード
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いを見てうなずきあうと剣を抜いて扉の中へ飛び出した。扉の中は真っ暗だったが、突然光が現れその内部の全貌がはっきりとわかるようになった。ドーム状で一番上に円形の扉がある。そこを目指すのだろう
「キリト!まずは様子見で……」
「行けっ!!」
そう言うと剣を構えて突撃して行った
「聞いてないよ、あの野郎……」
俺はため息を一つついてキリトの後を追って飛び上がった
目を上に向けると全身に白銀の鎧をまとった騎士がいた。顔は見えない。得物は巨大な大剣。数は三。一番近いものはキリトの目の前
「そこをどけぇぇぇぇっ!!」
キリトの前にいた騎士と絶叫したキリトの剣がぶつかりあいお互いに弾かれる。騎士は剣を上に振りかぶるが、キリトはそれが振り下ろされるより早く懐に潜りこみ首もとをつかんで
「ラアッ!!」
気合いを込めて剣で貫いた
「ゴガアアアアア!!」
という絶叫とともに騎士は消滅する
「一体一体は弱い……だがこれは何の冗談だ?」
最初に出現した騎士は三だったが、今や天井全てが白い騎士で多いつくされようとしていた
「ユイ……あの騎士の現在のポップ率は?」
俺は懐にいるユイに話しかけた
「秒間二十……二十五……パパが天蓋に近づくたびに増えています!これでは……」
「殲滅でのクリアは不可能……か。なら一瞬の突貫力にかけるしかないな」
「さて……俺も少し戦ってみるか」
俺はキリトの後ろにいた騎士に向かって投げナイフを投げるするとそれに反応したのか、騎士たちがこちらに向かってくる。数は五
「セイッ!!」
気合い一閃。俺は剣を先頭の一匹にぶつける。先頭のやつは吹き飛ばされ後続の騎士の剣に貫かれ消える
「……バカだろ」
今度は、二匹同時に斬りかかって来た。まず左から来たやつの斬撃を交わし、その腕を掴む。それを右から来た騎士に投げつける。そして二匹が抱き合ったところで、剣で貫く。これで三匹。一匹と交戦する。相手はブンブンと大剣を振り回すが、俺は<<フルンティング>>でそれを全て反らす。ここ一番の大振りをした騎士はそれをいなされバランスを崩す。俺はその隙に懐に潜りこみ、剣を突きこもうとしたが、俺の耳が耳障りな雑音を捉えた。俺は見えないもう一匹の騎士がそれを出していると判断。突きこむのを中断。おもいっきり体当たりをかます。もろに食らった騎士は吹き飛んでいき、後ろから来た光る矢に貫かれた。その後ろを見ると案の定、もう一匹の騎士が魔法を放った後のモーションをとっていた
「騎士の動きが止まったところを見るとディレイ効果が強そうだな」
「ッ!!にぃ!!パパが……」
「キリトが!?」
俺は二匹の騎士の向こうに目を向けるとうんざりするほど多く
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