願いと現実
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なっ!?」
とりあえず、インターホンに答え出ようとしていたらしい男のみぞうちに肘を打ち込む。それで男は倒れる
「誰だ!?」
「リ……ン……?」
息も絶え絶えといった様子の少女……おそらくミユを見てさらに怒りのボルテージが上がる
「俺は誰だっていいだろ。貴様ら、恥ずかしいとは思わないのか?一人の女の子を複数人で襲って!」
「原因を作ったのは、こいつさ!裏切りやがったんだよ、こいつは。だからその罰を与えてやったまでさ」
「罰を与えられるような立場なのか、おまえらは」
「こいつはあたし達から金を借りてるだよ。だからいいに決まってる」
「借りてるからって暴力を振るっていいって理由にはならない!おまえらがやったのは人間として最悪の行為だ」
「たから、なんだってんだ?あんたの理論だと、あたし達に罰を与えられるような立場にはあんたはいないだろ?」
「確かに俺にはあんたたちに罰を与える権利はない。だがな、目の前で苦しんでる女の子を見逃せるほど人間はできてないんでね」
俺は拳を強く固める
「……やっちまいな」
「「「おう」」」
俺と女の会話を黙って聞いていた三人の男がそれぞれ武器を取り出し、俺に襲いかかってきた
ここは家の廊下。よって二人がやった通れるぐらい狭い。こっちの行動も制限されるが相手は一人ずつしか攻撃できない。一人目はナイフを握っていた
「死ねぇぇ!!」
物騒なセリフとともに突き出されたナイフを冷静に交わし腕を脇に挟み込む。そのまま襟を掴み投げ飛ばす。発生する反動を殺さず俺も男と共に後ろへ。そして床にたたきつけた男の上に着地する
「うぉぉぉ!」
二人の男の武器は金属バット。それを横に振る。が俺はしゃがんでそれをかわす。そのバットは壁を破壊し隣の部屋に貫通した。そして、反動に耐えかねたのかバットを取り落とす。その隙におもいっきり股間を蹴りあげる。俺の足に嫌な感触が発生するが、その男は奇声を上げて倒れる。最後の男は……股間を押さえて後退りしている。俺が一歩踏み出すと一歩下がる。また一歩踏み出すとまた一歩下がる
「何をやってるの!早く行きなさい!」
その女の言葉の行くという文字が脳内変換で逝くという言葉に変換できたのは俺だけだろうか
「う、うわーー!!」
やけくそになったらしくただ向かってくるだけだったので、顎を打ち抜いて終わりにする。倒れた男をわざと踏むようにして女のもとに向かう。もちろん、後ろの気配を探りつつだが
「さて……」
「け、警察呼ぶわよ!」
「十中八九おまえらが悪いって言われるぞ?」
「あたしは、鈴木家の分家の……」
「自己紹介がまだだったな。家の権力を使うのは好きじゃないんだがな……鈴
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