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バカとリリカルと召喚獣
とりあえず自己紹介だね(By明久)
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己紹介は再開した。(ムッツリーニはあの後黒焦げになって戻ってきた)

 さて、何はともあれ自己紹介はそのなのはの番。

「始めまして、高町なのはです。テニス部に所属してます。一年間宜しくお願いします」

 そう言ってペコリと頭を下げる。こうしてると可愛いんだよね。

『おい、高町って……』

『ああ、テニス部のエースオブエース……』

 あちこちでもそんななのはの事でひそひそと話しをしてる。

 さて、次は僕か。これから一年間共に戦っていく仲間達だしっかり覚えてもらおう。そのためにはインパクトだよね。

「え〜っと、吉井明久です。気軽に『ダーリン』って読んでくださいね?」

『『『『『ダアァーーーーーリイィーーーーーーンッッ!!』』』』』

 次の瞬間、教室に響くむさい男達の大合唱。これはこの上なく不愉快だ。

「すいません忘れてください。とにかく一年間よろしくお願いします」

 そう言ってさっさと席に戻る。ちなみに席は窓側の一番後ろだ。

 それにしても、女子がいないなぁ……

 なんて思ったとき、教室のドアがガラリと開かれた。そして、

「あの、遅れて、すみま、せん……」

 彼女、姫路瑞希は教室に入ってきた。
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