第二幕その一
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「だから貴女に言いたいことがあるの。いいかしら」
「何でしょうか、それは」
「私の恥辱を」
まずはこう告げてきた。
「今の私の悲しみやこれから味わう悲しみを哀れに思うのなら一つだけ約束して欲しいの」
「約束ですか」
「いいかしら」
「はい」
アダルジーザはノルマの言葉に対してこくりと頷いてみせた。
「わかりました。何でも致しましょう」
「誓ってくれるのね」
「はい、誓います」
誓いもした。
「それでは。御願いします」
「わかったわ。それでは」
ノルマはアダルジーザの誓いの言葉を受けた。それから遂に彼女に対して話しはじめるのであった。
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