第3章 エドラス編
思わぬ再会
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た。
「会いに行けなかった上に、約束も守れなくって・・・本当にすまない。」
「バカ野郎・・・!!!」
でも俺は嬉しかった・・・7年前のジェラール、俺の恩人・・・友に、会えた・・・!!
「でもお前、今のは何だったんだ?」
「あれは・・・アニマだ。」
「アニマって・・・お前が言っていた探している?」
「そうだ。」
「・・・教えてくれよジェラール・・・アニマって、何なんだ!?」
俺はジェラールにそう言った。
「アニマとは・・・魔力を吸収する魔法、超亜空間魔法だ。」
「超亜空間魔法・・・?」
「そうだ。」
「一体誰がそんな事を!?」
「・・・エドラスの王だ。」
「エドラス?」
聞いた事もないなぁ・・・。
「エドラスとは・・・このアースランドとは違う、もう1つの世界。
平行世界と言った方がいいな。」
「な、何だと!?じゃ、じゃあ・・・お前はそのエドラス世界の・・・。」
「そうだ。」
俺は驚くしかなかった。
「でも、何でその王様が?」
「エドラス世界はアースランドとは違い、魔法は有限だ。
そしてその魔法が今、失い始めている。
王はそれを防ぐために、6年前にアニマを展開した。
俺はそれを阻止する為に、このアースランドへやって来たのだ。」
「・・・・・・。」
俺は黙って、ジェラールの話を聞いた。
「すまなかった、話せなくって・・・。」
「・・・なぁ、ジェラール・・・。」
「何だ?」
「俺にも・・・手伝う事は無いのか?」
「っ!?」
「俺達友達だろ?1人じゃあ大変だろ?」
「しかし・・・」
「ウェンディの事は大丈夫だ。シャルルやミント、ナツさん達がいるから。」
「お、おい。」
「いいな!」
「・・・ああ。」
すまん、ジェラール。
何だか俺はそうでも言わないと・・・またお前と会えなくなってしまう気がする・・・。
こうして、俺とジェラールはアニマ探しを始めた。
数分後にて・・・
「へへ。」
「どうした、コージ?」
俺は翼を出し、ジェラールを持ち、次のアニマを探しに移動をしていた。
「いや、こうしてお前といると、7年前にお前と出会って旅をした事を思い出してな。」
「そうか。」
7年前、俺はジェラールに救われ、旅をして、
ウェンディに出会って、色んな所を見たな・・・。
「・・・コージ。」
「何だ?」
ジェラールが俺に尋ねてきた。
「ギルド内で
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