第四話「オシオキ」 ※
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のだ。俺だけを見ていればいい!」
上体を倒して覆い被さるように密着する。その金色の髪を掻き分け、うなじにキスを施した。
――残してやる、俺の証を。お前は俺のものだということを、その身に刻んでやる!
「ふああぁんッ!」
ちゅ〜っ、と吸引する。十秒程吸いついていると、うなじにはくっきりと跡が残った。うなじだけでなく、背中、腕、脇、太腿へと次々にキスをしていく。
「まって、まってぇ! らめぇ! それ、感じすぎちゃうのぉ!」
夢中になってキスをしていくと、いつの間にか至る所にキスマークが出来ていた。
言い知れない征服感が心を満たす。これでお前は俺のものだと、キスマークが暗示しているようだった。
ラストスパートに入るため、ギュッと強く抱き締めたまま強く腰を振るった。パンパンっと狭い室内に乾いた音が木霊する。
「ひぃいいいぃんッ! もう、らめ……ほんろに、げんかいなのぉ……! お願い、イカせてぇ! イカせてくらしゃいぃ! しょうれぇぇんッ!」
「いいだろう……いいだろう! 怒涛の快楽に身を晒し、我が精液の味をその身で味わえ! くぅおおおおおぉぉぉ――――ッ!」
エリカの懇願を聞き届けた俺は獣のようにがむしゃらに腰を打ち付ける。
「ひゃぁあああうッ! しゅごいいぃ! チンポしゅごしゅぎるぅ〜〜ッ!」
「くぅうう……っ! 愛してるぞ、エリカァァァ――――ッ!」
「わらひもッ! わらひも、しょうれんを愛ひてるぅッ! イクッ、イクッ、イケる! やっとイケるぅッ! あぁああああああぁぁぁッ!」
――『無慈悲の枷』解除!
「〜〜〜〜〜〜ッ!! ふあああああああぁぁぁ〜〜〜〜ッ!」
枷が外れた今、快楽という名の津波が押し寄せてきていることだろう。途端に膣が締まり、俺も精を放出した。迸る精液が、瞬く間に子宮を満たしていく。
背中を仰け反らせ、エリカの身体がビクンビクンと跳ねる。目は虚ろで口角は下がり半開きになった口から唾液が滴り落ちた。
「あ〜、こりゃ向こうまでイッちゃったな」
ポリポリと頬を掻いた俺はまだ繋がったままエリカの両足を持ち上げて、俗にいう逆駅弁の体位となる。
「まだまだオシオキは終わってないぞ。寝てても起きても満足するまで犯し続けるからな?」
――長い朝はこれからである。
† † †
「あー、それにしても結構ヤッたなぁ、俺」
結局、あれからノンストップで犯し続けること五時間。風呂場で十二回、寝室で二十
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