六武衆
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「ツァン・ディレよ。よろしくしなくていいから」
まあこんな時間まで付き合わされれば機嫌が悪いのも頷ける。
「決闘位なら放課後にでも声をかけてくれればいつでもするぞ」
「貴方、結構声をかけ辛いのよ。なんというか大人びているというか。それにシンクロ召還のテスターもしていたっていうし」
「オレとしてはそんなのは気にしないんだがな。それよりも決闘しなくちゃ駄目か」
「ええ、機会は逃したくないの」
そう言って明日香はディスクを構える。
「分かったよ。とりあえずどのデッキとやりたいか決めてくれ」
持ってきているデッキケースを並べる。
「一番右のよ」
一番右か。中身を確認せずにDホイールのディスクにセットする。ディスクを腕に装着してスタートボタンを押す。自動でデッキがシャッフルされデッキトップの五枚が飛び出す。明日香も準備を整えていたのか手札を構えている。
「「決闘」」
オレの先攻からか。あっ、明日香には悪いが終わった。
「すまん、オレの勝ちだ」
「「「「え?」」」」
「オレのターン、ドロー。手札から王立魔法図書館を召還。魔法カード二重召還を発動して鉄の騎士 ギア・フリードを召還」
王立魔法図書館 ATK0
鉄の騎士 ギア・フリード ATK1800
「王立魔法図書館の効果、魔法カードが発動された時、このカードに魔力カウンターを乗せる。そして最後のキーカード、蝶の短剣?エルマを発動。ギア・フリードに装備」
王立魔法図書館 魔力カウンター 0→2
「ギア・フリードは自分に装備された装備カードを破壊する。蝶の短剣?エルマは破壊されれば手札に戻る。そして、王立魔法図書館は自分に乗っている魔力カウンターを3つ取り除く事でカードを一枚ドローする」
「無限ループ!?」
「そしてオレはエクゾディアパーツが揃うまでこれを繰り返す」
18枚程ドローした所でエクゾディアが揃う。エクゾディアパーツをディスクに置くと背後にエグゾディアが現れ、灼熱の炎で明日香を焼き払った。
「運が悪かったな」
ディスクからデッキを取り出し、ケースに戻す。ディスクも腕から取りは「待ちなさい」ずすのを止める。
「ちょっとだけ興味が沸いたわ。私とも決闘しなさい」
「ツァン、一体どういう風の吹き回しなの?」
「別に、何だって良いでしょ。それで受けるの、受けないの?」
「受けよう。ただし、さっきのデッキ以外でだ」
図書館エクゾを除いたデッキを見せる。
「真ん中よ」
真ん中か。今度はちゃんと中身を確認する。うん、六武衆が相手でも何とかなるかな。デッキをセットすると自動でシャッフルが行なわれる。
「便利よね、それ」
デッキをシャッ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ