第3話
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ード!
機体の色が変わっていく。濃紺から、黄金へ。
頭の天辺まで金色に変わり、額の角が開く。
金と銀が対峙し、最後の攻防に動く。
「お終いにしましょう、私の渾身の一撃を持って!」
宮間さんの左腕が眩く輝く。膨大なエネルギーが集まっていく。
対してこちらは満身創痍、高速機動は一度が限界、無事なのは右腕のみ。
勝つにはたった一つ、全エネルギーを、右腕の乗せて叩き込むのみ!
全身から放出された黄金のエネルギーが、闘志の如く揺らめく。
動いたのは同時、解き放たれた銀色の閃光へと、黄金の弾丸が特効をかける!
「貫け、貫け、貫け!つぅらぁぬぅけぇぇぇ!!!」
絶叫しながら、弾丸は閃光の中を進む。
閃光と弾丸がぶつかった瞬間発生した光で観客の目が眩み、ブザーが鳴ったがどちらが勝者か分からない。
勝者の名前がコールされる。
『試合終了、勝者、丹下智春』
一瞬の空白の後、大歓声がアリーナを包んだ。
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