8話 戦闘終了です+封印の真実
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のだが、全員ボコボコにしてしまった。
戦うのは楽しいのだが、雌としてはまずい。
早く、契約、もしくは強い龍を見つけないと……。
「おーい!ここら辺で、暴れている龍って君?」
「……そうだが。なんのようだ、悪魔」
山の洞窟で悩んでいると、一人の悪魔が現れ、話しかけてきた。
強い魔力を持っているが、私よりも低い。
コイツもハズレだな。
そう思いながら、対応する。
「いやー、君のおかげでかなりの被害が出てさ!そんで退治に来たんだけど……」
「やめておけ、すぐに消し飛ぶぞ」
「うん!君の魔力はわしよりも強いし、威圧感すごいし、やめとく!」
「はははは!おもしろいな、悪魔!お前、名前はなんだ?」
「ん?ベルゼブブ!一応大魔王やってるよー!」
そんな感じでベルゼブブと仲良くなった私は、やつが持ってきた酒を飲んで
暴れていた、正確には戦っていた理由を話した。
「なるほどねー。だったらさ!一度君を封印して、わしの家系の試練にしたら
面白くね?」
「試練?」
ベルゼブブの提案は、魔界で君の次に強いわしの家系の試練にして君と戦ってもらう。
そんで!君が勝ったら、封印に戻って、次の魔王が試練に来るまで眠ってもらう。
もちろん、君が負け、もしくは負けを認めたら、そいつを契約者にすればいい。
どう?というもの。
まあ、封印も後日確認したが、害はなく、どちらかというと封印されている間は歳を取らないで済む
という、優れものだった。
こうして、私はベルゼブブの家の試練となった。
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