8話 戦闘終了です+封印の真実
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柱となり、辺りを焼き尽くした炎が完全に消えると、目の前には肩で息をしている
黒龍が居た。
「はぁ、はぁ……。このバケモノめ。さすがの私も死ぬかと思ったぞ」
見た感じ、どうやら限界のようだ。
つまらん……もう終わりか。
そう思った瞬間。
さっきのテンションが嘘のように低くなっていく。
あれ?
「だが……。ここまで私を追い詰めた雄はお前が初めてだ。
顔も、申し分ない。
いいだろう、貴様と契約してやる。」
契約?何の事?それよりも俺、何してたの?
興奮していたのは思い出せるのだが、詳細があやふやだ。
俺に一体何があった!?
そうやって、いつものように脳内でパニックになっていると、美少女。
たしか黒龍?が俺に接近してくる。
「契約って、むぐぅ!?」
「んふぅ!・・・・んぅ・・・・・・・くちゅ、ちゅ」
『あああああああああああああ!!!!!』
契約について聞こうとしたら、キスをされ、彼女(黒龍)の舌で口内を
蹂躙されていく。
jそぢfさlkdfjそdvsぢうfvhしjdftがrsふgshf!!!?
「ぷはっ。これで私は髪の毛一本から血の一滴、魂さえも主のモノ。
これからよろしく頼むぞ、主殿♪」
「・・・・」
『紅蓮様ーーーーーーー!!!!!!!』
何か声のようなものが聞こえるが、聞こえない。
俺は……。
真っ白に燃え尽きたぜ。
ー黒龍視点ー
千年前
「ふん、今日も見つからないか……」
私は今日も自分に相応しい契約者を探している。
契約者の条件は私よりも強い雄であること。
たったそれだけだ。
龍の契約
雄は一つの意味しかないのだが、雌には二つの意味がある。
一つ目は、契約者に隷属し、剣となり、盾となる。
二つ目は、結婚。自分よりも強い契約者の子供を産む。
龍の雌は一定の年齢を迎えると、強い雄を求めて、世界を回る。
あるものは、人間と……。
あるものは、悪魔と……。
または、同じ龍の雄と……。
ちなみに、同じ龍ならば、契約はいらない。
何故、このような契約があるのかというと、はるか昔。
力のない一匹のトカゲが神に、願った事が始まりだ。
生き抜く、力が欲しい
神は、トカゲに力を与え、代償として契約を与えた。
これが本当の話かはしらないが、要は龍は強い奴のモノと言う事なのだろう。
それで、ある一定の年齢を迎えて、契約者、もしくは強い同族を探す私なのだが……。
「見つからん……」
見つからないのだ。
いや、強そうな雄は何人もいたのだが、戦ってみるとたいしたことが無い。
同族の龍にもいた
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