第二章
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って。
いるのは俺だけだ、今帰って来た俺だけだ。
ベッドの中にも誰もいない、それでだった。
俺はプレイステーションの電源を入れて帰り道のコンビニで買った弁当を食いながらゲームをした、そうしてだった。
一人でゲームをした、今日もそうした。
部屋に帰っても一人、普段でも一人。
ツレはいても彼女はいない、車に乗る時も。
いつも一人だった、その一人でいる俺に。
周りは時々笑顔でこんなことを言ってきた。
「合コン行くか?」
「それとも誰か紹介しようか?」
「あっ、いいよ別に」
俺はいつもこう答えた。
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