暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第04話「二人の千冬」 ※9/2 IFストーリー修正
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フフ、一夏め随分と困っているようだな。
ここは幼馴染として助けてあげるところなのだが…。

それはダメだ!!

なぜならば、あの一夏の捨てられた子犬の様な表情…正直たまらんっ!!
なんて可愛い顔をするんだ一夏///
ハァ、ハァ、これだけでご飯が三杯はイケるぞ!!
あぁ、写真に収めたい。
引きのばして部屋に飾りたい。
携帯の待ち受けにしていつでも見れるようにしたい。
やっていいかな、いいよね?

茶髪の悪魔
「へへ、んなもん良いに決まってるだろう。自分の本性を曝け出して思う存分暴れちまいな!」
紫髪の天使
「だめだよ箒ちゃん! そんなことしたら今まで培ってきたキャラが崩れちゃうよ! やるならこっそりとやるんだよ!!」

よし、見覚えのない“茶色で長髪の悪魔”と凄く見覚えのある“紫に近い赤髪の天使”から許しが出た。
さあ、篠ノ之箒。
鞄に手を伸ばすのだ。
そして、自分の携帯を開いて可愛い一夏の写真を収めるだ!!


[ゾクッ]

一夏
「っ!?(な、なんだ急に悪寒が…)」


窓側の前から2列目の女生徒
(目の前の人、急に顔を赤く染めたと思ったら、呼吸が荒くなったり、危ない顔をしたりしてなんだか恐いんだけど……。席替えしないかな……)


千冬(偽)
「(なにあの子? 野良兎(アイツ)から聞いてたのと全然キャラが違うんだけど…。帰りてぇ)」
千冬(真)
「さっさと中に入って私の代わりにアレに突っ込みをいれろ(そこで何をしているSHRはどうした)」
千冬(偽)
「……本音ダダ漏れですよ織斑先生」
本音
「呼んだ〜?」
千冬(偽)&(真)
「「呼んでない(ぞ)」」

千冬(?)が教室に入る数秒前にもしかしたらこんなことがあったのかもしれない…。



【かなりどうでもいい補足】
●茶色で長髪の悪魔
IS学園整備科3年に在籍するとある男子生徒の姿をした悪魔。
“剣の英霊”もしくは、“騎士王”の様な容姿。

●紫に近い赤髪の天使
とある神社の長女にして初代戦乙女の幼馴染の姿をした天使。
普段は“アリス”のような服装をしてそう。


オワレ


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