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インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
第04話「二人の千冬」 ※9/2 IFストーリー修正
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俺だけだろうか…。
二人の激しい攻防戦は永遠に続くかと思われたが、それもついに終わりを迎える。
[パシィッ]
千冬B
「クッ…」
千冬A
「秘義・真剣白羽取り…」
女子一同
「「「お〜〜〜〜!!!」」」
[パチパチパチ!!]
出席簿を振り回していた攻撃していた千冬姉(B)だったけど、垂直に顔面めがけて振り下ろした際、その出席簿を両手で押さえつけられてしまった。
ぞくに言う真剣白羽取りだ。
両手で押さえつけた出席簿からは摩擦のせいか白い煙が上がり、その見事な手際にクラスから拍手喝采があがっている。
けど、そんなことをしたら…
千冬B
「だが、これでお前の動きは封じた…」
千冬A
「はっ、しまった!?」
そう、身動きが取れなくなってしまうのだ。
片や片手で獲物を振るい、片や両手で獲物を捕え身動きが取れない構図の出来あがりだ。
今気付いたかのように驚愕の顔を浮かべる千冬姉(A)。
というかこっちの千冬姉(A)は表情豊かだな…
千冬A
「クッ…!」
千冬B
「今さら遅いッ!!!」
急いで逃げようとした千冬姉(A)だったが時すでに遅し、千冬姉(B)の黄金の左腕が千冬姉(A)の腹にめがけて進んでいく。
[バコンッ!!]
勝負はついた。
千冬姉(B)の勝利だと誰しもが思っていたが…
千冬B
「ッチィ、はずした…」
悔しそうな声を漏らす千冬姉(B)。
千冬姉(B)の目の前には、千冬姉と同じ黒のスーツを着た丸太の姿が…。
女生徒A
「か、変わり身の術!?」
女生徒B
「ち、千冬様は忍者だったの!?」
女生徒F
「バカね、女性の場合はくのいちよ」
いや、だから千冬姉は忍者じゃないって…。
でも、千冬姉ならできそうな気がするのは気のせいだろうか…
忍者がどうかという議論が浮かんでいる人物…、千冬姉は忌々しそうに丸太を見つめた後、懐から携帯電話を取り出しどこかへ電話をかけ始めた。
真耶
「お、織斑先生。今はSH…」
千冬B
「非常時だ…もしもし、鏑木先生ですか。SHR中にすみません。そこに近衛はいますか?」
鏑木先生(?)
『えっ、近衛君ですか?彼ならいますけど…』
千冬B
「…ならフローラーとバスカークは?」
鏑木先生(?)
『ええ、全員いますが…』
千冬B
「クッ…どういうことだ…」
鏑木先生(?)
『どうかなさいましたか?』
千冬B
「いえ、なんでもありません。SHR中に失礼しました」
[ピッ]
山田先生の制止を振り切ってどこかへ電話をかけた千冬姉だったが、望んだ結果を得られなかったのか先ほど以上に不機嫌になる。
千冬B⇒千冬
「…さて、私が本物の織斑千冬だ。|アレ《・・
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